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2005年6月19日 (日)

『ブルーノートと調性』

先週のリディクロの授業では、先生がリディクロ周辺の本を紹介。

まずは濱瀬元彦氏の『ブルーノートと調性』。
リディクロの批判から始まり、下方倍音列に基づく独自の理論を
展開しているという。リディクロの欠点をきちんと批判できているので
リディクロの入門書としても最適という。

アカデミック(学術的)というのは、好悪の感情を排して客観的に
根拠をあげて批判することだが、この本はそういう好著だそうだ。
加えて言えば、日本におけるリディクロの第一人者であるF先生が
この本を授業で紹介するというのも、実に学問に対して謙虚な姿勢だと思う。
すばらしい。

お次はニコラス・スロミンスキの
"Thesaurus of Scales and Melodic Patterns"。
これは理論書というよりも、インターバルを中心に音の組み合わせで
音列を作ったフレーズ集とでもいうもの。書く方も根気が要っただろうに、
読む方も根気の要る本。
ジャズからクラシックまで適用できる。
コルトレーンもこの本を読んでコルトレーンチェンジ、コルトレーンフレーズをつくったらしい。

音楽宇宙は広大無辺なり。

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