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2005年8月28日 (日)

NHKスペシャル「ウォータークライシス」

NHKスペシャル「ウォータークライシス」
第1回「狙われる水」を見た。
大変示唆に富んだドキュメント番組であった。

フィリピンでは水道事業が民営化され、
値上がり、コレラの発生、水道会社の倒産など、
様々な問題が起こった。

アメリカでも水道会社が買収され、
最後にはドイツの会社に買収されるという事態になった。
住民は、水道を住民の手に、という運動を展開、住民投票によって
再び自らの手に取り戻した。

そしてイギリスではサッチャー主義によって
水道が民営化され、その会社が様々な事業に手を出したため、
経営の状態が悪くなったという事実が紹介されていた。

まさに、「官から民へ」という小泉改革のなれの果てを見る思いだった。
万一郵政民営化に成功したら、その流れは水道の民営化にまで行き着くだろう。
そうなったときにはすでに遅いのだ。
いったん破壊されたものを元に戻すのには膨大な時間と労力と金銭が
かかる。イギリスやアメリカの例はそれを如実に物語っていた。

注目すべきだったのは、「料金の値上げはしない」という約束が
いとも簡単に反故にされたという事実である。
郵政民営化でも「ユニバーサルサービスは維持する」と約束されている
ようだが、この番組を見ると、それも簡単に反故にされるだろうという
気がした。

小泉が目指しているのはレーガン・サッチャー主義である。
それがどういう弊害を生んだか、われわれはもっと学ぶべきであろう。
公共性の高い分野においては公が管理するということ、
これは鉄則である。

それにしても、さすがにNHKは公共放送だけにいい番組を作ると感じた。

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コメント

初めまして 私もその番組を見ました。

フィリピンに関しては ちょっと偏った報道に見えました。

番組の主題が決まっていた為に 偏った部分しか放映していないように

見えました。

まあ 仕方が無いのでしょう!!

何処の所も 皆が欲しい物は利益が取れないものです。

そう言うものはやはり 民でなく 官で無いと駄目だと思います。

投稿: キットBOX | 2005年8月28日 (日) 09:46

キットBOX様
コメントありがとうございます。
ブログ訪問させて頂きました。
私もどちらかといえば寒いところよりも
南国の方が好きです(笑)。

投稿: 暴れん坊テナーマン | 2005年8月28日 (日) 13:13

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