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2005年10月 6日 (木)

リードの変化

学校に入ってほぼ毎日サックスを吹いていると、
リードの状態も日々変化するということがわかった。
これは別に誰も教えてくれたわけでもないが、
経験的に知ったことである。

第1期
おろしたてのリードはよく鳴る。音色もよい。そして吹きやすい。

第2期
これをしばらく吹いていると、リードがだんだん水分を吸収して
重たくなってくる。すると、吹奏感も詰まったような感じになって、
ピッチも悪くなる。もしかすると、アマチュアの人はここでリードが
へたってしまったと勘違いすることがあるのかもしれない。

この時期、自分がすごく下手になったのではないか、スランプに
陥ったのではないかと思ったりすることもあった。しかし、今では
リードの変化によるものだとわかっているので、しばらくすれば解決すると
わかっている。

第3期
さらにしばらく吹き続けると、だんだんリードが安定してくる。
詰まったような吹奏感から脱出することができ、
艶のある豊かな音が出せるようになる。
この時期が一番いい。

第4期
へたる直前のリードは目が詰まって硬くなるが、よく鳴り、枯れた味わいのある音になる。
吹奏感も抜群によく、楽に吹けてしまう。ので、自分がとてもうまくなったように
錯覚する。が、この状態をあまり長く続けていると、次に新しいリードをおろした時に
とても困ることになってしまう。新しいリードがとてもしんどく感じてしまうのだ。
古いリードをどこまで使い続けるか、見極めが必要。

第1期~第4期が、数日~数週間単位で変化していく。
練習時間によっても違うし、口の圧力によっても違う。
口を締めすぎるとリードの寿命も短くなるので、口はゆるい方が
リードのためにもよい。

本番の時が第3期、第4期であればいいが(今回のオータムライブは第4期だったので
とてもよかった)、第2期だったりすると大変だ。
私は本番用のリードを別にしたりはしない。なぜなら、リードはその時の体調によって
硬く感じたり柔らかく感じたりするものだし、演奏する場所の音の響き方でも
違う。よく響く場所では番手を上げるぐらいの方が品よく響く場合もある。
体調の悪い時は柔らかめのリードを使う方が成功するということもある。

リードは生き物だ。人の状態がその都度変わるように、リードの状態も変わる。

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