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2005年11月 9日 (水)

菊地成孔 in 英語でしゃべらナイト

先日、菊地成孔さんがNHKの「英語でしゃべらナイト」に
出演していた。彼が言うことには、
「日本人はなぜか英語をしゃべる時に、やれ発音が間違っていないか
などとおどおどしている。しかし、どうしたって我々はネイティブと同じになる
ことはできない。インドに行けば現地の人はインドなまりの英語をしゃべっているし、
フランスに行けばフランスなまりの英語をしゃべって堂々としている。
日本人も日本人の英語をしゃべって堂々としていればよい。
大切なのは、自分の言いたいことを伝えることだ。
伝えたいという気持ちがあれば、多少ブロークンでも伝わるものだ」
というようなことを言っていた。


なるほど、その通りだなあ、と思った。
これは音楽にも通底することで、日本人は得てしてアメリカ人のまねをしようと
するけれども、どうしたって同じになることはできない。菊地さんの言うように、
彼我のあいだには埋めることのできない隔たりがあるのだ。だから、私は、
日本人は堂々と日本人の音楽をやればいいと思う。まねをすることは、
勉強にはなるけれども、所詮それまでの話である。日本人はアメリカ人の
まねの上手な人をもて囃すけれども、向こうで評価される人はオリジナリティーの
ある人なのだと思う。


でも菊地さんのサックスはとても色気があっていい。
ジャズは歓楽街から生まれた音楽だが、
歌舞伎町の喧噪が好きで、雑踏の中にいると落ち着くという彼は、
まさに根っからのジャズ人間なのだと思う。

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