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2005年12月29日 (木)

光に照らされることによって心の闇の深さを知る

近くの商店街に買い物に行ったら、そこにある浄土真宗のお寺の掲示板に

「光に照らされることによって 心の闇の深さを知る」

というような言葉が書かれていた。
なるほど。そう、人はたやすく他人を批判する。そこにあるのは、自分だけは正しい
という、何の根拠もない思い込みである。このような精神こそ、浄土真宗では戒められる。
悪事をはたらいた人は、そういう機縁があって悪人になった。我々もそういう「縁」さえあれば
悪事をはたらいてしまう可能性のある存在である、というわけである。
己だけは正しい、真っ白だと思っていた自分が実は罪悪の身であったということは、
「本当に真っ白な存在」に照らされることによって初めて気づく、ということであろう。

いやな事件や事故が後を絶たず、マスコミはそういう話題で持ちきりである。
人が人をあげつらい、批判し、訴え、けなすことに
何のためらいも恥じらいも感じない社会になっているとすれば、
モノは豊かになったが、何という貧弱な精神の社会であろうか。

今の子ども達がマスメディアを通じて、このような、人を批判する姿勢ばかりを
覚えていくとすれば、未来にはおそろしくすさんだ社会が実現するだろう。
本当に必要なのは、一人一人が「光に照らされる」ことによって、
おのが身の罪業を知るということであろう。
そこからしか、ほんとうの謙虚さは生まれてこないように思う。

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コメント

久々に、こんばんは。おじゃまします(笑)
そうですね・・・すべて表裏一体。わかっていても、感情に負けて忘れがちになるのが人の業なんでしょうか? 楽器もそれぞれが特徴をもっているからこそ、役割分担があってひとつの楽曲を盛り上げていくことができるのであって、万能完成形の楽器などない。みんなそれぞれが良い面を捉え、共有していくことが大事だよなって読んでいて感じました。 

投稿: RE-Born inc. | 2005年12月29日 (木) 18:55

RE-Born inc.さま
どうも、お久しぶりです。
そうなんですよね。
わかっていても、感情に負けて忘れがちになるのが、人間の業……。
なかなか難しいもんです。でも、その難しさを抱えて生きているから人間なわけで。
全然話変わりますが、「リボン」っていうネーミング、とてもいいですね。

投稿: 暴れん坊テナーマン | 2005年12月29日 (木) 23:37

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