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2006年2月12日 (日)

結果発表

今日はオーディションの結果発表。
これまでで最高の出来で、合格を確信していたメセニーアンサンブルは
落選、逆に、ぼろぼろの演奏で失笑すら買ったポップスアンサンブルは
皮肉にも合格。この対照的な結果に茫然自失した。

選考過程については一切公表できないとのことなので、粛々と受け入れる
ほかないけれども、釈然としないものが残ったことも正直な気持ちである。
まあ、演奏の出来以外にもさまざまな要素が加味され、さまざまな配慮や
思惑がはたらいてはいるのだろう。

学校的には、対外的にもいろんなことをアピールしなければならないし、
うちにはこういう人材がいますよ、ということを、業界関係者にPRする
絶好の機会でもある。そういう意味では過去にないほどの「豊作年」では
あるのかもしれない。

エントリー52バンドのうち出場できるのは28バンド。そのうち個人バンドは
2組。今日の講評では年々レベルが上がっていると先生は語られたが、
本当だろうか? 確かに、もうプロとしても十分やっていけるほどうまい人
もいるし、実際すでにいろんなところでライブをやってセミプロみたいな人も
いる。けれども、そういう人の演奏からは、単にうまいだけで、音楽に対する
熱いものがあまり伝わってこないことも往々にしてあるし、中には人間として
どうか? という人もいる。 特に、目を真っ赤にして泣きはらしている人が
目の前にいるのに(←私ではありません。念のため)、「先生、○○アンサンブル
(通してくれて)ありがとうございました」と言ってる人が何人かいたのには唖然とした。
そういう人は学友の気持ちをどう考えているのだろう?
先生にお礼参りする以前に、目の前で泣いている人の気持ちを忖度する方が
先ではないだろうか? そういう、繊細な感性を持っていない人の音楽が、果たして
人の心を動かすだろうか? また、先生にそういうお礼を言わなければならないぐらい
危うい出来だったのならば、出場を辞退してほしいぐらいだ。私かて、あんな出来で
ポップスアンサンブルが通ってしまったのがとても恥ずかしく、穴があったら入りたい
ぐらいだ。

ま、他人のことをあれこれ言うのはよそう。そういったことは、会場に来た
一般のお客さんが判断するだろう。

選に通った落ちたで、先生や他人のことをあれこれ言うのはとても
みっともないことだというのはわかっている。
結果は結果として従うのが人の道である。

メセニーアンサンブルに関しては、メンバーの欠席などいろんな問題が
あったけれども、最後の最後にみんなの心が一つにまとまり、
少なくともあの5分間、これまでにないほどに密度の濃い時間であった
ことは疑い得ない。そのことについては、誰が何と言おうと私には微塵も
後悔はないと断言できる。それでいいのではないだろうか。

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