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2006年4月 8日 (土)

『たけしの誰でもピカソ』数学編

昨日テレビをつけると、『たけしの誰でもピカソ』をやっていた。
数学者の人が出て、

        1×1=      1
       11×11=    121
      111×111=  12321
     1111×1111=1234321

という数のピラミッドとか、

12345679×好きな数字×9=好きな数字のぞろ目

などということをやっていた。

その数学者が言うことには、「リズムが大切」「まず予想を立ててみること」
だそうだ。そして、美しい結果が出てきて、「なぜそうなるんだろう?」と不思議に
思い、その理由を数学者は寝食も忘れて四六時中考えることになる。
数学者の営為というのはまさに芸術家と同じということだ。

数学の世界に「はまる」人というのは、芸術の世界に「はまる」人と同じように
ある資質とか感受性を備えているのだろう。藤原正彦さんがよく言っておられるが、
「数学は論理というよりもむしろ美に対する感性とか情緒がないとできない」と。

番組の中でとりわけ印象に残ったのは、円周率πの不思議についてだった。
円周率πは、今ではコンピューターによって億単位?の桁まで求められているそうで、
その中に、たとえば個人の誕生日の8桁の数字とか、任意の好きな数字などが
入っているというのがとても神秘的でならなかった。

まさに円周率πとは、あらゆるものを包含する宇宙と言ってもよいのではないだろうか。

また、その円周率を求める数式にしても古来さまざまな数学者が挑んできたが、
そのどれもがものすごく「美しい」。

かつて「ゆとり教育」と称して円周率を「3」とするような愚かなことが行われたが、
必要なのはそんなことではなくて、数学・数字という「宇宙」の神秘や美しさを
教えることではないだろうか、と思うし、私自身もまたそういう数学教育を受けたかった
と思うのである。

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