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2006年7月30日 (日)

メディアリテラシーの必要性

インターネットをやっていると、メディアリテラシーってやっぱり必要だな、と思う。
最近、産経新聞のiza!というブログもやっているのだが、訳の分からないコメントが
つくことがある。
まず、人の書いた文章を読解する力がないこと、そして、自分が何が言いたいのか、
表現力がないこと。
ネットという空間には、そういう人もいとも簡単に入り込める。

また、出版物と違って、インターネット上の文章には第三者の校閲が入らない。
事実と相違することも平気で流布されるし、たとえば政治や時事については、
憶測とか妄想に近いような内容も、活字やレイアウトなど、
それなりの体裁を伴って多数の目に触れる。ある意味、恐ろしいことだ。

たとえば、韓国の大統領選挙でノムヒョン政権を誕生させたのはインターネット世論で
あると言われているけれども、そのノムヒョンが現在何をやっているか。
北の独裁を支え、日米に対して敵対し、北東アジアの安定を損なっている。

日本も自民党総裁選を控えているが、ある意味、言論の自由の認められた国であるが
ゆえの脆弱さというのもあるということを、肝に銘じておかねばならない。

さて、産経のiza!であるが、玉石混淆で、本格論文もあれば、便所の落書き、2ちゃんねる
程度の「つぶやき」もある。私の見たところ、やはり保守系の発言が多いようだが、
惜しむらくは、言論のマナーさえもわきまえていないブログも散見されることだ。
「文は人なり」とはよく言ったもので、やはり文体はその人の内面を表す。
たまったストレスをこの場で発散したいという気持ちもよく分かるけれども、
どんなにいいことを言っていても、単に罵倒したり叫んだりするだけでは、意見を同じく
する人の共感すらも得られないだろう。

言葉の価値はその人の価値でもある。
その人の発する言葉でその人の価値がはかられうる。
ブログなどで言葉を発する私も、そのことは肝に銘じておきたい。

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2006年7月23日 (日)

拝金主義を危惧する

よみうり系「たかじんのそこまで言って委員会」をよく見る。
政治や経済、国際問題についての討論形式の番組でありながら、
たかじんの仕切り上手も手伝って、関西風味に味付けがされており、
この種の番組にしてはめずらしくエキサイトしないで安心して
見ることができる。

今日のテーマの一つに、日銀のゼロ金利解除というのがあったのだが、
ある人が指摘していたのが、この5年間ほどで拝金主義というのが
ものすごく蔓延したということだった。

ホリエモンから竹中平蔵の株式至上主義に始まり、
最後には日銀総裁までが村上ファンドと関わっていたということで、
この5年ほど景気が回復したとは言うものの、カネカネカネで、
ほとんど一般庶民の生活現場とは関係ないところで金が膨張したというのである。

したがって、次期首相には、もう一度国民の生活現場に立ち返って
経済政策を考えてほしい、というわけである。

元新右翼の鈴木邦男氏だったか、「昔は学生なんてお金がなければ
下宿に帰って本でも読んでりゃいいかという感じだったが、今では
学生のヒーローがホリエモンであり、ああいう風に金儲けしたいと
考えている学生が多い」と言っていた。

全くその通りで、恐ろしいほどに拝金主義が蔓延していると言っていい。

物騒な事件も増えている。

先日、カーディーラーの営業マンから聞いた話だが、車上狙いが増えていて、
特に後付型のカーナビが狙われるという。盗んだカーナビは、中古品店に
行って換金するらしい。豊中では高校生がカーナビ窃盗をしていたという。

まず店の人間は、高校生がそんな品物を持ち込んで怪しいと思わないのだろうか?
また、高校生がどうしてそんなに高額のお金を必要とするのだろうか?

明らかに、わが国のモラルは溶解しつつある。

昔は、子どもが遊ぶには、ボール一つあればよかった。
空き缶一つあれば、缶蹴り遊びができた。
石ころと木ぎれがあればそれでいろんなものをこしらえて遊べた。

が、それも今は昔。
今日日、ケータイだのパソコンだの、ニンテンドーやらプレステやらなにやら、
遊ぶのにもいちいちお金がかかる世の中になってしまった。

これは、そういう世の中を作ってきた大人の責任でもあるし、政治の責任でもある。

昔は、誰のものでもない広場で子どもは遊んだものだが、今ではそんな広場は
ない。

資本は、ありとあらゆるものを取り込み、カネと交換可能なものにせずには
いられない性質を持つ。すべてを人間の欲望の対象にせずにはいられない。

この5年間はやはり、株や何やでカネを転がした者がますますカネ太りし、
マクロ経済回復の恩恵に庶民はあずかれないという、とてもいびつな社会が
現出した異常な5年間であったと思う。

次期首相には、ぜひ、庶民の生活実態に即した経済政策を推し進めてほしい
と思う。でないと、この国のモラルはどんどん崩壊し、安心して暮らせない
世の中になってしまうだろう。誰もそれを望んではいないはずだ。

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2006年7月14日 (金)

訃報 シド・バレット

12日付産経新聞の夕刊に載っていた訃報。
初期ピンクフロイドメンバーのシド・バレット氏。
「『狂ったダイヤモンド』はシドヘの鎮魂歌」と言われていたので、
とうに亡くなっていたのだと思い込んでいた。
初期ピンクフロイドはあまりにも「あっちの世界」にイッてしまっているので、
あまりなじめなかったのだけれども。
とにもかくにも、合掌。

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2006年7月 2日 (日)

楠城華子

わりとよく見る番組に、よみうりテレビ系「たかじんのそこまで言って委員会」
があるのだが、今日見ていると、不思議な存在感のある女性が目にとまった。
誰だろう? わりとしっかりした発言をしているけれども。
番組終了後調べてみると、「楠城華子」というグラビアタレントだということが
わかった。

「六條華」として華々しく週刊誌などでグラビアデビューした頃は、ことさらに
東大法学部ということばかりが強調されていて、あまり好きではなかった。
しかし、今日初めてテレビで見て、たいへん好感を持った。

別にルックスが好みなのではなく、存在感、独特のオーラ感があると感じたのだ。
彼女のブログも少し読んでみたが、日常の何気ないことから時事問題や宇宙論の
話まで、しっかりした文章で綴られている。

ホームページを見ると、歌も歌っているらしい。
私のサックスの音はえろいので、サポートメンバーとして雇ってもらえないだろうか?

冗談はともかく、彼女からはエネルギーの大きさを感じる。
「東大卒」の肩書きがあると、ややもすれば一般社会からいろんなことを言われがちだが、
一人のタレントとしてがんばってほしい。

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セッション 三宮

昨日はセッションだった。
引っ越してからというもの、三宮に行くには1時間以上かかるのだが、
月初めのこのセッションだけは毎月行こうと思っている。

ここのところサックスの練習が全然できていないので、
ドラムだけで参加しようかと思っていたが、サックスを持っていってよかった。
ボーカルの人がたくさん来ていて、間奏をお願いしたいと言ってくれた。
そういうときはほんとに喜びを感じるし、期待を裏切らないようにと思う。

ドラムでも1曲参加させてもらった。
やはりプロの人に比べると私のは所詮なんちゃってジャズドラムに過ぎないなあ
と思うのだが、それでも「しっかり叩けてる」「スイングしてる」「安心感がある」など
の講評をいただけるのはとてもうれしい。まだ細かい技術がないので、そういうことも
習得していきたいと思う。

私は性格的にも自分が前面に出ていろいろと派手なことをやらかすより、
こうやってフロントの人が気持ちよく歌えるように、しっかりとサポートする方が
向いているのかなあと思う。

いずれにせよ、ドラムをやるのは視点が変わってとても勉強になる。

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2006年7月 1日 (土)

橋本元首相死去

橋本元首相が亡くなった。
あまりに突然のことで、驚いている。
渡辺ミッチーや梶山静六、安倍晋太郎など、政界の第一線を
退いてからあっという間になくなる方もいれば、中曽根康弘や
宮澤喜一などのように、老いてなお存在感を示す方もいる。

媚中派などとも言われ、外交姿勢においてはどうかという点も
あったが、ある一時期においてこの日本国の全責任を一身に
背負ったことは事実である。

人は、この世に産まれ、何らかの役割を与えられ、その役割を
演じきって、またあの世へ還ってゆくのだろう。そういう意味では、
政敵であろうと何であろうと、同じ時代を生きた「同士」であり「盟友」
なのだ。

そういう目で見ることができれば、イデオロギーなどの違いによる
憎しみなども薄らいでゆくのではないだろうか。

心より哀悼の意を表したい。合掌。

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NHK『迷宮美術館』

昨日の『迷宮美術館』は、レオナルド・ダ・ビンチだった。
幼くして母と生き別れになったことがその後の生涯に影響を
与えたであろうこと、また、「モナリザ」や「最後の晩餐」に隠された
技法の話など、大変興味深かった。
NHKの教養番組は話が横道にそれることがなく、とても見やすい。
これからも良い番組を作ってほしい。

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