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2006年8月 4日 (金)

『9.11テロ捏造』ベンジャミン・フルフォード著(徳間書店)

副題が「日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ」。
この一見荒唐無稽に思えるタイトルに引かれて、一気に読んだ。

いやはや何とも恐ろしい。
真夏にふさわしく、背筋が寒くなるようで、下手な怪談よりよほど涼しくなる。

9.11はアメリカの自作自演であるという説はにわかには信じがたく聞こえるが、
これまでのアメリカの暗黒の歴史を持ち出されれば、あながち嘘だろうとも
思えなくなる。

たとえば、大東亜戦争の発端となった真珠湾攻撃も、アメリカがわざと
いらなくなったボロ艦船をあの辺に集結させておいて、日本を誘い出し、
開戦の口実を与えたのだということは周知の事実であるし、そのことは
悪党党の党首である浜田幸一先生も先日「TVタックル」で述べていた。

また、広島・長崎への原爆投下も、日本が降伏の意思を固めていたにもかかわらず、
人体実験のために行われたものだというのも知られている。

9.11とからめて、何の関係もないイラクが「テロとの戦い」の大義名分のもとに
攻撃されたということに釈然としないものを感じた人は多いだろう。しかもそのとき、
ブッシュ大統領はこともあろうに、9.11を真珠湾攻撃になぞらえ、イラクを「民主化」
することを、戦後の日本の「民主化」になぞらえたのだった。

アメリカ人の指導者の脳みそはそれほど粗雑にできている。
小泉首相はブッシュとの個人的な友好関係を誇っているが、もしかしてそれは
消されるのが怖いからではないのだろうか?

実際、アメリカに頼らない、独自のエネルギー補給経路を模索した田中角栄は
ロッキード事件で政治生命を絶たれたし、日本の経済危機時に「アメリカの国債を
売ってしまいたい気持ちになる」と言ってしまった橋本元総理は、ひっそりと亡くなった。

ブッシュとビンラディン一族がつき合いがあったということ、イラク戦争に石油業界や
軍需産業の利権が関わっているという証拠なども、この本には詳しく書かれている。

多くの関係者が不審死を遂げたこの一連の「テロ」騒動で、本人も消されるかもしれない
のに、詳しく取材を続け、本を出版した筆者の勇気は言論人として賞賛に値する。
また、単にアメリカ政府を批判するだけではなくて、どうすればいいのかという方向性を
きちんと表明しているということにも好感が持てる。

それにしても、この夏涼しくなるためには怪談などいらない。
この本が十分に怖い本です。
この本は一体、俗に言う「トンデモ本」なのか、それとも……。
私の思うところ、あながちデタラメではない気がする。
多くの人に読んでもらい、いろいろと感想を聞いてみたいものです。

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