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2006年8月26日 (土)

『自暴自伝』村上ポンタ秀一著(文春文庫)

とても面白い。語り口調で書かれている(というか、インタビューテープを
編集者が起こしたもの)なので、とてもとっつきよく読める。

それまでいろんなドラマーの演奏を聴いてきた私が、
ポンタさんのドラムを初めて生で聞いたとき、腹の底に響いてきて、
手数がどうこうという問題ではなく、その一音一音の持つ説得力に、
これはすごい!と思ったものだった。そしたら、実はピンクレディーや
沢田研二など、私が小学生のころによく聴いていた歌謡曲のバックで
叩いていたとは。私がドラムをすごく好きになったのも、もしかすると
そういう形でポンタさんの演奏を知らないうちに聴いていたからかも
しれない。

彼がここまでの存在になったのは、天性の才能もさることながら、
環境や人脈に恵まれたことも大きいのだろう、と思った。もちろん、
それを生かすも生かさないも本人次第なのだけれども。

日本ポップスの黎明期~黄金時代、そのただ中にいた人の言葉には
やはり説得力があります。再読、三読したい本。ドラマーのみならず、
全ての音楽を愛する人にオススメします。

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