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2006年8月 9日 (水)

「禅」を知る~TV Bros.

TVブロスというマニアックなTV雑誌があるのだが、禅に関する特集記事が
少しだけ載っていた。

私はもう今ではものすごい生臭おやじになってしまったが、
小学生ぐらいの時から禅寺に憧れていて、こういう記事を見ると即座に反応する。
きっと前世では修行僧か何かだったんだろうと勝手に思っている。

さて、その記事の中から抜粋。

私たちは「きれい・汚い」、「縁起がいい・悪い」などと、すぐに線を引きたがる。
でも、その線は私たち一人一人の心の働きで勝手に引いているもの。
でも、私たちは線を引かずには生きていけなくなっている。その線が
知らず知らずのうちに増え、やがて真っ黒に塗りつぶされた面になり、何も
見えなくなってしまう。でもその線を一本ずつ取り払っていけば、「人間の損得
勘定の一切通用しない大自然の大きな生命の営みの中で生かされている」
という真実が見えるようになる。それが見えず、自分のちっぽけな世界を
損得勘定だけで生きているから、幼稚で主体性のない大人が増えるんです。

(TV Bros.8/5~8/18号 p11より)

まさに至言。いのちの言葉とは、こういう言葉を言うのだろう。
インチキ宗教は「ご利益」を言うけれども、このことを知っていれば引っかかることもない。
さらに言えば、本当の宗教とは道徳(善/悪)をすら超越した地平にあるということだ。

が、その線をすべて取り払ったときに見えてくる世界はどういうものなのだろう?
そして、それができた人は、どういう生き方をするようになるのだろう?
凡夫である私はそれを知りたいと思うのだった。

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