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2006年9月29日 (金)

昼のドラマ『美しい罠』

昼のドラマ『美しい罠』が最終回だった。
最初は、なんとなく見始めたが、見るうちにどんどん引き込まれて
行った。途中で飽きさせることがない、とてもよいドラマだったと思う。

途中に巧みな伏線が張り巡らされていて、最後まで見終わって、
なるほどと分かったこともある。とりわけ、ドラマ冒頭の、類子の帽子が
風で飛ばされるシーンが、最終回のそれと見事にぴったりと重なり、
脚本家のすばらしさを垣間見ることができた。

最後の最後まで、どうなることかとハラハラする展開だったが、
二人が逃げた渓谷での再会がラストシーン→番組主題歌で終わり、
ということで、まさに昼メロの王道を行く最終回。文字通り血みどろの
展開とは裏腹に、すがすがしささえも感じた。じつによく作り込まれた
ドラマだと思う。

役者陣の熱演も光っていた。
類子を演じる櫻井淳子をはじめ、沢木槐を演じる高杉瑞穂はもちろん、
不破恒大を演じる麿赤兒やレイさんを演じる剣幸が、まるでヨーロッパの
演劇かオペラのような、異色な味わいを加えていた。

人間の醜さと美しさを余すところなく描き出していたと思うけれども、
私が特に感じたのは、修羅場における人間のつよさというものである。
類子は最後まですべて自分の仕業だと嘘をつき、けっして他人に責任を
転嫁しようとしなかった。澪はそれに打たれ類子を許す気持ちになった。

自分を守るための嘘は醜いが、相手を守るために嘘をつかざるをえない
場面もあるということ、そしてそれができるのは孤独に耐えられるつよさを
持った人間であるということを、壮大な仕掛け=舞台設定を通して知った気がする。

ドロドロの愛憎劇、流血シーンはあったけれども、それも大人のための設定という
ことで・・・。

最後まで楽しませ、魅せてくれた出演者やスタッフに、心からカーテンコールの
拍手をしたい気持ちである。

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2006年9月28日 (木)

高槻でライブ

高槻でライブだった。ジャズの好きな人にはかなり名の知れているカフェ。
私にとっては初めての箱ということで、かなり緊張。
初めての箱というのは、お客さんの様子、音響の具合が当日まで
分からないということで、緊張する。
今までの箱と比べると、天井がかなり高くて思ったほど音が廻らなくて、
全体としてなんだか小さい演奏になってしまったような感じ。

しかし、マスターはとても気さくな方だったし、お客さんも気軽に投げ銭を
入れて下さって、よかった。今年のスケジュールは一杯というのがよくわかる。

それにしても、いつものことながら、練習不足を痛感。
痛かった。この分はあさってのライブで挽回したいのだが。。。

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2006年9月24日 (日)

『楽しい人生を生きる宇宙法則』小林正観著(講談社)

タイトルに引かれて本屋でぱらぱらとめくり、斜め読みをしてみて、
書いてあることがあまりにもすっと腑に落ちて、買った。
これも何かの縁なのだろう。

●人は、シナリオ通りの人生を生きている。
●宇宙はニュートラルであり、それを幸とか不幸とか価値づけしている
のはその人である。
●過去を悔いたり未来を不安に思うのでなく、今に集中する
●他人を変えるのではなく、自分が変わる

など、今までいろんな本を読んだり考えたりしたことが、凝縮されて書かれている。
そのものの見方というのは仏教に似ているかもしれない(実際著書中には経典から
何箇所か引用されている。)

私は、新宗教的なものとかオカルトとか超常現象とかいうのは苦手なのだが、
この本はそういったものではない。かといって、ハウツーものでもない。
何かを「熱く」語っているわけでもない。
淡々と、著者が考え、体験してきた事実が書かれている。

最近、「魂」とか「宇宙」についての関心が高まっているようだが、これは
けっして偶然ではなくて、あるシンクロニシティの現象ではないだろうか。

「競争に勝つ」ことが幸福と思われてきた20世紀的な価値観はもう古いもので、
21世紀の新しい潮流はもう始まっているように思われるのである。

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2006年9月23日 (土)

押尾コータローのCD

昨日は連れが休日だったため、連れとその友人と3人で久々に
ランチバイキングに行った。そこで流れていた音楽に私の耳は
釘付けになった。このきれいなギターは、一体誰が弾いているのだろう?


そう思って帰り際に店長とおぼしきお兄ちゃんに訊いてみたところ、
嬉しそうに、「押尾コータローですよ。押尾コータローが好きで、CDは全部
持ってるんです」と言って、CDを見せてくれた。「Dramatic」というタイトルだった。
「ジャズも好きなんですけど、やっぱり昼間からジャズというよりも、もうちょっと
うれしくなるような音楽が店の雰囲気とかに合っていると思って、ここのところ
ずっとこれかけてるんです」と、熱く語ってくれた。


秋の昼下がりの日射しと、澄んだギターの音色が実にマッチしていて、
心の中が洗われるようだった。よき音楽との出会いに、感謝。

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2006年9月20日 (水)

秋の匂い

台風も過ぎ、今日は朝から秋の匂いがした。
夏が終わり、秋が来ると、空気が乾燥して、鼻腔の奥で秋を感じる。

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2006年9月17日 (日)

小柳ゆき

先日テレビを見ていたら小柳ゆきが出ていた。
このところあまり見かけなかったので、ずっと気になっていたの
だった。

昔、コギャルっぽい雰囲気でデビューしたてのころは、
ただのコムスメやん、と思ってあまり気にもとめなかったのだが、
紅白に出場して「あなたのキスを数えましょう」を歌ったのを見て、
その歌唱力、説得力にまるで稲妻にでも打たれたようになって、
不覚にもボロボロと涙を流してしまった。
歌で人を泣かす。すごいことですよ、これは。

以来、この数年間、全然見かけなかったので気になっていたところだった。
城と忍者が好きという意外な面も知り、さらに好感度がアップした。

実力派の歌い手であることは間違いない。
実力と売れ行きが必ずしも一致しないという業界の悲しさもあるが、
競艇のCMソングもとてもいい歌だし、これからも、末永く私たちにいい歌を
聞かせてほしいと思う。

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2006年9月15日 (金)

リハ

西宮でリハ。
曲についていろいろ詰めていると、それだけで時間が経って
しまい、あっという間に4時間半ほど経過。
今回のギャラ(?)は、プレミアムモルツ2本。
私はスーパードライ派なので、まだ飲んだことがないのだが、
「すごく旨い」とのこと。楽しみ。

最近倹約生活をしているので、ビール2本でもとても嬉しい。
ビール2本が「ありがたい」と思えるのは、とても幸せなことだと思う。

幸福は、外的環境によってではなく、その人の心一つで決まる。

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ここんとこ……

老成してきたせいか、それほど声高に主張したいこともない。
心の平穏をわざわざ乱したくない気持ちもあるし。
わざわざ私がここで書かなくとも、誰かがどっかで書いているし。
9月14日付の阿比留瑠比さんのブログが痛快。

http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/39016/

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2006年9月10日 (日)

『奪われる日本』関岡英之著(講談社現代新書)

『拒否できない日本』の著者による、渾身の著作。
「郵政解散選挙」から1年になるが、米国の日本に対する『年次改革要望書』
というものが存在する、ということを広く世に知らしめた著者の功績は大きい
と思う。

「改革」の名の下に行われているのが一体どういうことであるのか。
水面下で着々と進行している、米国による”日本改造計画”について、
予断や偏見や感情論ではなく、きちんとした資料に基づいて書かれている。

思うに、黒船が来航して日本が強制的に開国させられ、不平等条約を
結ばされて以来、米国の日本に対する態度とはあまり変わっていない
のではないだろうか。

このblogでも何度か書いたが、人に人柄があるように、それぞれの国にも
「国柄」というものがある。それは断固として保守すべきものだと思う。

1年前、郵政民営化法案に反対したというただそれだけで、多くの有能な
人材が自民党を離れざるを得なかった。それは自民党にとっても大きな損失
だったと思う。

さて、この本には第3部として「皇室の伝統をまもれ!」という内容があるが、
拙速な女系容認論がいかに危険であるか、一読して納得した。

真正保守の立場から書かれた好著だと思います。

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2006年9月 6日 (水)

慶事

秋篠宮紀子様が、今朝無事に男のお子様をご出産になったとのこと。
おめでとうございます。

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2006年9月 4日 (月)

UK PRGRESSIVE ROCK

シンコーミュージックから出ている「UK PROGRESSIVE ROCK」を
書店で手に取り、思わず衝動買い。

黄金時代のプログレのアルバム500タイトル以上を収録、解説。
この時代のジャケットはアート的にも面白いので、カラー印刷で
収録してくれているのも見応えがある。

しかも、メロトロン好きのためにMellotronマークまでついているという
親切さ。

解説を読んでいると、どんなアルバムなのか想像がふくらみ、
聴きたいなあ、と思ってくる。

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2006年9月 2日 (土)

冥王星の格下げで…

占星術家のマドモアゼル・愛氏が、面白いブログを書いている。
 
 http://mademoiselleai.nifty.com/madeailog/

冥王星の格下げで、アメリカの存在感の低下が起こるだろうこと、
核の最終兵器としての意味がなくなるだろうこと、等々を予測している。

なぜなら、冥王星は唯一アメリカ人によって発見された惑星だからだ。
それに加えて、冥王星の英語名はPlutoであり、これは元素名のプルトニウム
(plutonium)と通底するからだ。

確かに、冥王星が発見された1930年から、アメリカは世界の覇権国として
君臨してきた。また、その頃以来、現在まで核の時代であったと言ってよい。

伝統宗教では、こういう占術の類を迷信として退けるようだ。
以前、カトリックの曾野綾子さんが、そういうことを新聞のコラムに書いていたし、
仏教(浄土真宗)の本にも、占いごとに頼るべからずと書かれていた。

ただ、占星学というものを、おすがりするものとしてではなく、知的な遊戯として、
また世界を解釈する象徴としてとらえるのは面白いと思う。

「あなたの将来の運勢はこうなる」みたいなのは私もあまり信じないけれども、
自分のホロスコープを出してもらうと、驚くほど的確に性格を言い当てられるのだ。

そんなわけで、この冥王星騒動を象徴的に解釈すると、マドモアゼル・愛さんが
書いているようなことになるらしい。それにしても、「核が最終兵器ではなくなる」
というのが気になるところである。

それは、核が散発的に使われても、人類の滅亡にはつながらないということなのか、
核の保有国が増えるということなのか。イラン、北朝鮮も不穏な動きをしているし……。
くわばら、くわばら。

ところで、今日のニュースで、アメリカの宇宙科学者300名がこの決定に反対する署名
をしたと言っていたけれども、今後この動きがどうなるのだろうか。気になるところです。

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2006年9月 1日 (金)

英語でしゃべらナイト

今夜の「英語でしゃべらナイト」は過去の放送と、「黒船」。
「黒船」は、屋形船の中で、ロックミュージシャンのマーティ・フリードマン、
ジャズミュージシャンのデビッド・マシューズら、4人がトーク。
なぜか話は日本の良さに。

とりわけ、マーティ・フリードマンは日本びいきなようで、「日本人がなぜそんなに
英語を話したがるのかすごく不思議」と言っていた。また、日本のファンは
集中して音楽を聴いてくれるのでありがたい、とか。

カルロス・ゴーン氏の回では、ゴーン氏が「違いを楽しむ」ことが異文化交流の
秘訣、というようなことを言っていた。自分と相手は違う、その違いから、
自分を見つめ直すこともある、というような内容だった。

マーティ・フリードマン、日本語がとても上手だった。
そして最後に、「日本は食べ物もおいしいし、よく働くし、安全だし、
いいところがたくさんあるんだから、自分の国に誇りを持ってください」、
と。こんな人がいるんだ、と正直びっくりした。

「英語でしゃべらナイト」、これからも好企画を期待してます。

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