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2006年10月 9日 (月)

フジ系「”独占取材”私だけが知っている小泉純一郎」

8日のフジ系「”独占取材”私だけが知っている小泉純一郎」は面白かった。
タレントを使っての「実写版」、アニメ映像などを駆使しての
日朝交渉の舞台裏、郵政解散、飯島秘書官との二人三脚ぶりなど、
とても興味深い内容だった。


日朝会談の前には、金正日との握手の仕方まで予行演習していたとは。
それにしても、飯島勲氏の、「金正日は象の目のような優しい目をしていた」とは、
一体どういうことなのだろうか。独裁者にはそれだけ人を引きつける何かがある
ということなのだろうか。


小泉純一郎の人となりについて触れられているのもとても面白かった。
自分が一度思い込んだことは頑としてゆずらないこと、非主流派として
冷や飯を食った時代は国会の図書室で本を読みあさっていたこと、
主張のぶれる人間は絶対に信用しないこと、孤独に強いことなど、
わりと私と似たところもあるのか知らんと思うところもあった。
しかし、それは芸術家や学者には向いていたとしても、
多くの人間の利害を調整する政治家という職業には向いていない
のかもしれない。小泉というその人が「悪い」のではなく、その人と職業とが
ミスマッチだったのではないだろうか。


いずれにしても、それまでの政治家にはおよそありえないような人となりが、
国民には面白かったのだろう。もちろん、私は今でも小泉政治の5年間が
よかったとは思っていない。しかし、この時期にこういう政治家が出ることは
ある意味で歴史の必然であったのかもしれない。


この5年間は国民というよりもむしろ小泉氏個人の利害関心で政治が動かされて
いたように思う。郵政民営化にはあれほど執心であったのに、自主憲法の制定や
教育基本法の改正には全く触れずじまいで終わってしまった。小泉劇場は終わり、
すでに安倍首相が中国を訪問するなど、実務政治はもう始まっている。
動き始めている「小泉後」を見守っていきたい。

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