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2007年4月29日 (日)

昭和の日

今年から「昭和の日」。
「みどりの日」だと何の意味の祝日なのかわからなかった。
激動の時代だった昭和と、昭和天皇に思いをはせる一日としたい。

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2007年4月26日 (木)

プロということ

「池田晶子ファンのブログ」で、氏が生前「プロ」について書いていたことを
知った。
世間では、「それで食っている」ことをプロと呼ぶが、そうではなく、
自分にはこうすることしかできないという「覚悟」を持っている者をプロと呼ぶのだ、
というような内容だった。

そうなのだろうと思う。
氏は「覚悟」といういささか重い言葉を使ったが、私は、「その仕事に誇りを持ち、
全身全霊をかけて取り組む」と言いたい。

その仕事によって得られる収入の多寡とは関係なく、
誇りを持って全身全霊で取り組む人はプロと言えるのであり、
逆に、どんなにたくさんの収入があろうとも、そういう気構えを持っていない者は
プロとは言えないのだと思う。

私が会社から請け負っている仕事は、金に換算すればたしかに少額かもしれない。
しかし、私は誇りを持ってこの仕事をやっていると言いたい。そして、全身全霊でもって
取り組みたいし、報酬の多い少ないによって力を入れたり手を抜いたりするということは
絶対にしたくないと思う。

他人からどう言われようとも、私はその気構えにおいてプロでありたいと思うのだ。

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映画『東京タワー オカンとボクと、時々オトン』

とてもいい映画だった。
家族ということについて、とりわけ考えさせられた。
オカン、ボク、オトン、すべての人が、愛すべき人に思われた。
酒に酔って深夜に帰宅するオトンも。
東京の美大に行ったのに、4年間何にもしないで麻雀と女性に耽った「ボク」も。
そして、そういう人たちを責めることもなく大きく包むようなオカンと。

「ボク」にせよ、「オトン」にせよ、典型的なダメ人間、ダメ男だったのが、
後に第一線で仕事もバリバリこなすようになったのは、やはり偉大なオカンが
いたからではないだろうか。男を見守るのはやはり偉大な母親なのである。

彼女の前でオカンの話ばかりする男を、今時の女性は「マザコン」と言うかも知れない。
しかし、松たか子演じる「ボク」の彼女は、「マー君のオカンなら会ってみたい。
面白そうだもん」と言うのだった。ああ、なんという愛だろう。

後に「ボク」と彼女とは別れることになるが、余命幾ばくもないオカンには、
その事を知らせず、彼女もまた「オカン」と呼び続けるのだった。
ああ、何という、大人の女性なんだろう。

振り返ってみれば、この映画は日本の偉大な母に対するオマージュではないだろうか。
男はそもそも甘ったれで、一人では何もできない弱き存在なのである。
それを支え、育み、包むのが日本の母親であった。
マザコンなどという言葉はそもそも日本にはなかった。
わが国にはただ、偉大な母があるのみだったのだ。

安心して母に甘えることのできる息子の姿を見て、
とても心癒されるものを感じたのは私だけではないだろう。
とても美しいこの日本の映画に、拍手を送りたい。

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2007年4月25日 (水)

三面記事と政経面

子供の頃から新聞を読むのが好きだった。
もちろんテレビ欄から読み始めて、次に三面記事(社会面)という
順番だった。社会面というのは子供心にも面白かった。

中学の時、社会科担当で熱心な先生が、
新聞の中でも、政治経済面に関心をもつようにしなさいと言っていた。

おそらく彼にしてみれば、社会面は低俗で政経面は高尚という偏見が
あったのではないだろうか。

もちろん、社会面の中には、たんに人の好奇心やのぞき趣味をくすぐるだけの
出来事も多い。

しかし、人間のどうしようもなさや愚かさを教えてくれるのも社会面だと思う。
とりわけ、弁護士などになるような人は、この事件の背景に何があったのだろう、
この人はなぜこんな莫迦なことをしてしまったのだろう、と考えることは必要だと
思う。

一つの出来事の中にも、さまざまなドラマが隠れていることもある。
人間のなす所業に対する想像力をふくらませる訓練にもなるだろう。

だから、社会面といえども莫迦にすることはできない、と、大人になってみて思うのだ。

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2007年4月14日 (土)

NHK『探検ロマン世界遺産』

NHKの『探検ロマン世界遺産』という番組を見た。
今週は、モロッコのマラケシュ。
とても異国情緒あふれる映像から目が離せなかった。

ここに住む人は、代々仕事を一家で継いでいるという。
異なった世代の人が一緒に仕事をし、若い人たちが年長の人の
仕事を見て覚えていくという解説があった。
まるで昔の(近代化される前の)日本のようだ、と思った。
モロッコでは、人々は自分の仕事に誇りを持っていて、
皮なめしのような肉体労働でも、体が続く限り、歳を取っても
仕事を続けていくらしい。

また、アクロバットで生計を立てている家族の様子もあった。
7歳ぐらいの少年が、学校に行かずに広場でアクロバットをして
日銭を稼ぐ。そういう生活もある。

思ったのは、モロッコでは、人々が自然に逆らわずに生きている
ということだった。人間の自然にも逆らわずに生きている。
だから、活気があり、皆が生き生きとして見えた。
こういうところでは、人が生かされているという感覚が実感されやすい
のではないだろうか。

それに比べると、現代日本はあまりにも欧米の影響を受けすぎ、
近代化されすぎてしまったのではないだろうか。
伝統を大切にしながら生きるモロッコの人々の姿を見て、現代の日本の
社会が失ったものを知らされるような気がした。

NHKならではの好番組だった。今後も期待したい。

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2007年4月 8日 (日)

ビッグバンド練習

かなり久しぶりにビッグバンドの練習。
ここんとこ一人で練習しててもつまらなく、全然調子が出なかったが、
ビッグバンドでみんなと合わせて吹いて、1時間半ぐらいで
楽器を鳴らす体が戻ってきたという感じ。
やっぱり管楽器はみんなで練習するに限る、と実感。

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2007年4月 3日 (火)

『人生のほんとう』池田晶子著(トランスビュー)

もうすぐココログが24時間メンテナンスに入るというので、今のうちに
感想を書いておこう。

とても共感するところもあれば、よくわからないところもあった。
池田氏の講演集であるが、ソクラテスがそうしたように、聴衆との
対話であればもっとよかったのだが。
読みながら「それはどういうことなの?」と質問してみたいとも思った。

哲学は存在とか真理にあくまで理性を使って肉薄していく営みであるが、
そういう知力を持たない人もいる。「頭一つでできること」と池田氏は言う
けれども、例えば数学的思考がとても得意な人は少ないように、
哲学的思考について行ける人というのも、多数派ではないように思う。

私もそうであるけれども、凡人はどうしても情緒や感傷が介入してしまうのだ。

ずっとロゴスで語りながらも、Ⅵ章の冒頭でいきなりカタストロフに話が
飛躍しているのはどうしてなのだろう?

哲学は「死の学び」であると言われるように、この私、生きていることすら
相対化する行為である。『14歳からの哲学』が売れて以来、「わかった」と
思う人が増えているのだろうが、「わかった」と思ってしまったり、池田氏に
心酔して「池田教」のようになってしまったとするならば、それこそ哲学という
営みからはかけ離れた者になってしまうだろう。そのことを、よく肝に銘じて
おくべきだろう。

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2007年4月 2日 (月)

NHK朝ドラ『芋たこなんきん』終了

NHKの朝ドラ『芋たこなんきん』が終了した。
古き良き昭和の薫りのする、とてもよいドラマだったと思う。
1週間単位でエピソードが完結するという展開もよかったし、
全体としてもとてもよく構成された脚本だったように思う。
ストーリーの展開も、文句の付けようがなく、すぐれた脚本家によって
よく練られた本だったのだなあ、と思った。

また、役者さんたちはベテラン陣がメインのキャストを務め、
しかも関西弁のお芝居なので関西圏出身の役者さんを揃えるという
ことも、安心して見ていられることの要因だった。

途中、健次郎が前妻の死に落ち込んでいる時、
住職が「死は残された人への罰ではない。
人は必ず死ぬということを教えてくれているのだ」
というようなことを語る場面があった。
単なる生命礼賛ではない、ひと味もふた味も違う宗教性が見られ、
朝ドラもなかなかやるじゃないかと感動した。
ちなみに、この住職は浄土真宗の住職と思われるが
(健次郎やその前妻に「釈(尼)○○」という法名が付けられていたことから
そのことがわかる)、田辺聖子の原案がそうなのか、脚本がそうなのかは
わからないけれども、きわめて真宗の教えにのっとった台詞であり、
その点でも本の確かさ・精密さということが窺われた。

物語の終わりをあえて健次郎の死ということで締めくくったのも、
そういったことを印象づける狙いがあったのではないかと思うのは
うがちすぎだろうか。

さて、もうすでに次の朝ドラが始まっている。
主役も若い女の子で、ストーリーもその子が苦労しながら成長していく
という従来の路線なので、そこにスッと入っていけるかどうか。

それよりも、ドラマを見る前からすでに、
小田和正の歌う主題歌でじ~んときてしまったのだった。

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結婚式二次会での演奏

今日は、いつも月1のライブやっているオルガニストの女の子の
結婚式の二次会での演奏だった。

とにかく、当日初めて合わせるような曲もあって、ここんとこ気持ちの休まる時もなく、
夢でもうなされるような毎日だった。

が、やはり案ずるより産むが易しというべきか、無事終わりましたなあ、
という感じ。

新郎のリクエストで「プリティ・ウーマン」やったり、新郎の上司がレミオロメンの
「粉雪」歌うので、その伴奏したり、あとはBGMにジャズスタンダードを演奏したり。
サックスの他に鍵盤も弾いた。サックスはとてもよく鳴ってくれた。
二次会での演奏の要領もわかってきた。
これでいつ二次会の仕事頼まれても大丈夫だろう。

新郎新婦はとても輝いていた。
たぶん、人生で今が一番いい時なのだろう。

ああ、とりあえず大仕事が終わってほっとした。
これで、夢でうなされることはなくなるだろう。
少しばかり、一休みしたい。

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2007年4月 1日 (日)

ライブ反省・感想

月1のライブ。
ベーシスト氏との誤解も解け、まあいつもみたいな感じで
まったりとしたライブに。お客さんは先月よりも少なかったが、
とてもノリの良いお客さんで、その点救われた。
個人的には、1ヶ月間があいてもいかにしてモチベーションを
保っていくか、ということが課題だろう。
最後はお客さんも狂喜乱舞状態で、結果オーライというところか。
まさに案ずるより産むが易しということもあるという感じ。
ここのライブは、あれこれややこしいこと考えずに、ゆるい感じで
やるのがよいのかもしれない。

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