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2007年5月27日 (日)

言葉の持つ力~「たかじんのそこまで言って委員会」より

関西ローカル番組「たかじんのそこまで言って委員会」(よみうり)が面白い。
バラエティ形式で時事問題についてあーだこーだと言い合う番組だが、
さすが関西の番組らしく、肩の力を抜いて見られるのがいいし、見終わった
後がとてもすがすがしい。(他局「朝○」などに見られる険悪でいや~な感じは
微塵もない。)

今週は、
山口県光市母子殺人事件
愛知県立てこもり事件
北京オリンピック
などがテーマだった。

最後に論じられたのが、言葉の言い換えについて。
セックスをエッチと言い換えたり、少女売春をエンコーと言い換えたり、
借金をキャッシングと言い換えたりすることが、
その行為の意味を軽くしているのではないか、ということだった。

同感である。
とりわけ、セックス→エッチの言い換えについてとりあげてくれたことを評価したい。
「性行為」の意味として「Hする」という動詞が使われ始めたのは、
『セーラー服を脱がさないで』(秋元康作詞)で、「友達より早く Hをしたいけど」
と歌われたのが始まりではないだろうか。それ以前には、「Hな人」というように、
形容詞として使われてはいたが、動詞として使われてはいなかったと思う。
それまでは、若者の間では「A、B、C、D」が隠語として使われていた。

「H」とはもともとhentai(変態)の頭文字をとったものであり、(大辞泉、大辞林などによる)
愛とか信頼関係に基づいた交わりにはいささか不似合いだと思う。
「セックス」(まあこれも外来語だが)、「交合」「秘め事」「合体」など、
他に言い換えられないだろうか。

他に面白かったのは、ネット上では「できちゃった婚」を「ズッコンバッ婚」とする
言い換えが提案されているらしいこと。

パネリストの提案で面白かったのが、
セレブ→成金(宮崎哲弥氏)
セレブ→人間ニセブランド(安藤和津氏)
プチ整形→小細工整形(同)
不倫→姦通(三宅久之氏)
セクハラ→主観的男女格差別(森本敏氏)
など。どれも本質をとらえていて面白い。

わが国は「言霊のさきはう国」というが、マスコミが主導する言葉の「すりかえ」は
最近目に余るものがある。そういった言葉が知らぬ間に刷り込まれ、
人間精神を蝕んでいっているのではないだろうか。

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2007年5月26日 (土)

「国立大学費に格差」(産経夕刊)

今日の産経夕刊によると、

///////////////////////////////////////////////////
医歯系高く、文系は安く
国立大学費に格差  財務省検討

「全国の国立大学で一律になっている授業料や入学金について、
財務省は26日、大学や学部の独自の教育内容や経費に応じて、
格差を付けられるようにする方向で検討に入った。現行制度では
『標準額』から最大20%増を上限に各大学が設定する仕組みだが、
横並び意識が強く大半は標準額と同額に設定している。設備に
コストがかかる医歯系や理系の学部は、これまでより高くする一方、
文系を安くするなど学費設定に経営判断と競争原理が働くようにし、
従来の体系を抜本的に見直す。(以下略)」
////////////////////////////////////////////////////

亡国への一歩。
国立大学は全国何処ででも、比較的安い学費で、均等に高度な教育を
受けられるというのがメリットだったはずだ。つまり、貧しい家庭であっても
能力さえあれば高度な教育を受けることができる。その制度をなくして
しまえば、経済格差が教育格差に直結してしまうではないか。

何でもかんでも市場原理に任せればよいというのは、最近の日本の悪しき
流行である。

経済的に恵まれない環境であったとしても、努力次第でレベルの高い
教育を受けることができる制度は絶対に残すべきであり、それこそが
政府の言う「努力した者が報われる社会」ではないだろうか。

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2007年5月20日 (日)

ビッグバンドセッション@三宮

おそらく初めての試みであろうビッグバンドセッション。
どれぐらいの人が集まってるだろうと思って店に入ってみると、
大盛況だった。

曲は、スロー1曲、ミディアム1曲。
譜面の難易度は、私でも初見OKなぐらいで、ちょうどよかった。

管楽器は、とかく独りよがりになりやすい。
それが、みんなと吹くこと、他のパートをよく聴くことによって、
自分のアラがよくわかる。例えば、ダイナミクスの問題。
また、出音のタイミングの問題、音符の長さの問題など。
それを修正することができれば、たとえばワンホーンでやるとき
のプレイに還元されてくる。

今日のポイントは「ジャストで吹くこと」だった。
師匠の指導は厳しいけれど、とてもためになった。
7時半から10時まで、ほぼ吹き続けだったけれど、
肉体的な疲労は全く感じなかったが、神経を研ぎ澄ませて
周りと調和的に吹くということに気を使うので、
神経がかなり疲れた。

とは言うものの、演奏がきれいに決まったときの喜びは大きい。
スウィングはそれほど好きではなかったが、今日やってみて、
ビッグバンドでスウィングすることがとても楽しいと感じた。
これは大きな収穫だった。

また、プロでやってる方がすぐ隣で吹いていたので、とても
勉強になった。やっぱりプロの音色は違う。使っていた楽器は
ヤマハ62だったけれど、フィルウッズみたいな感じで、とても
いい感じだった。どんな楽器であろうと、吹き手がよければ
いい音がするということ(その逆もまた真なり)と思った。

最後にブルースで一人ずつまんべんなくソロを回して、楽しく終了。
とてもいい企画だった。ぜひ今後も続けてほしい企画である。

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2007年5月19日 (土)

波長の法則?

江原啓之さんがよく使う言葉に、「波長の法則」というのがある。
ことわざで言えば「類は友を呼ぶ」ということなのだろうが、
私はこれを広い意味で、「その時出会う人は自分にとって必ず
意味がある」と解釈している。飯田史彦氏の言葉で言えば、
「意味は現象に先行する」ということでもある。

以前、友達が「付き合った女はどういうわけか皆母子家庭の
子供だった」と言っていたが、これなどはそういう例だろう。
私も極少ない恋愛体験に照らせば、そういえばそうかもしれない、
と思い当たる。

私の場合、今まで付き合ったひとは、子供の頃家庭内の親子や
きょうだいの関係で、親に充分愛されてこなかったという思いを
持っているひとであった。表面的には明るく振る舞っていても、
心にはそういう寂しさを抱えたひとが多かったのだ。

とは言え、必ずしも私がそういう少年時代を過ごしてきたという
わけではない。逆に私は親の愛情をたくさん受けてきた方で、
どちらかと言えば弟の方が親の愛情を満足に受けられなかった
のではないだろうかと思う。

さて、現在お付き合いしている人も、折に触れ、姉や弟ばかりが
可愛がられて、自分は構ってもらえなかった、と口にする。
私がそういう人と出会い、付き合っていることも、きっと何か意味がある
のだろう。その人に十分な愛情を注ぐことで、何かが変わっていくのかも
しれない。それは私に与えられた課題なのかもしれない。

いずれにせよ、自分の出会う人は自分自身のなんらかの形での投影であると思う。
その時に出会う人というのは、ある意味、その時点での自分の実力とか
人間力というものを反映しているのではないだろうか。その人と出会って
自分自身を磨き、成長して行かなければ次のステップに進むことができない、
そういうことがきっとあるのだと思う。

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2007年5月14日 (月)

泣けるドラマ『プロポーズ大作戦』

フジ系『プロポーズ大作戦』がとてもいい。
キャストなどから若い年齢層を狙ったドラマなのだろうと
思われるが、私のような年でも充分楽しめる。
なぜか。
それは、この作品に含まれるメッセージ性によるものだろうと
思われる。

「明日やろうは馬鹿野郎だ」という今日の爺さんの台詞に
象徴されるように、「いま・ここ」の大切さ、同じ時は二度と
戻ってこないことを教えてくれる。

そして、このドラマは、好きな女の子に対して積極的でいられなかった
一人の男が、少しずつではあるが自分の限界を越えながら、
過去の失敗をやり直してゆくという「成長物語」でもあるのだ。

コミカルな場面もちりばめられながらも、ドラマの山場で
流れる桑田佳祐の主題歌『明日晴れるかな』がとても効果的で、
毎週ボロボロと涙を流してしまうのだ。

山下智久や長澤まさみが主演するというだけでなく、
もっと重層的な楽しみ方もできる、すぐれた脚本家によって
書かれたストーリーだと思う。

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mixiで元カノを発見した場合

mixiをやり始めると、やたらと色んな人を検索してみたくなるものだ。
現在リアルで交流のある人をはじめ、学校の同窓生、昔のサークル仲間、
そして、元カノ……。

mixiを始めてからもう1年以上が経つけれども、今日初めて、10年前に
初めて付き合った元カノの名前を検索してみた。

何人かが一覧表示された検索結果のトップに、その元カノのmixiが表示されていた。
「歌とピアノをやっている」という自己紹介文と、写真も表示されたので、
間違いなかった。しかも最終ログインが5分以内。

えもいわれぬ気持ちになった。
10年前、彼女はまだ21歳の学生だった。
お互い若すぎたのか、激しく愛し合いもしたけれども、生のままの感情を
ぶつけ合い、傷つけ合った。女性と付き合ったのが初めてで、気持ちに余裕も
なかった私は、毎日が荒波にもまれる小舟のような感情を味わった。
天国から地獄へ、突き落とされるようなこともあった。
精神が、とても疲れた。もう別れた方がいいのだろうか、しかしそれもつらい。
いつも、そんなふうに思っていた。

1年ほど付き合って、彼女からの連絡が途絶えるようになった。
そして、クリスマスも近い12月、彼女から別れの手紙が来た。
当然のなりゆきだとは思っていた。しかし、辛かった。
それから3年ぐらいは、新しい出会いもなかったせいか、いつもどこかで
彼女のことが頭を離れなかった。

あれから10年。
あのときのつらさ、苦しさを思えば、どうしても足跡をつけることはできない。
あのときの痛みを思い出すのは、お互いにとってよくないことだ。
それに、私には日だまりのような付き合いを続けている大切な人がいる。
それほど刺激があるわけではないが、平和な毎日である。
彼女は私のことをとても大切に思ってくれている。
「触らぬ神に祟りなし。」こんなことわざを思い出した。
足跡をつけることは、百害あって一利なしだ。
インターネットは便利でもあるけれども、恐ろしい道具でもある。

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2007年5月13日 (日)

ビッグバンド練習

高槻の本番が終わって約10日ぶりのビッグバンド練習。
本番の録音を聴くと全体的に走りがちだったということで、
その点に気をつけて練習。それにしても、録音というものは
演奏のアラというものを如実に記録してくれるものだ。
生演奏中はなかなかいいじゃんと思っても、あとで客観的に
聴いてみると、とても落ち込む。だから、上手になろうと思えば
自分の録音を聴いて反省するのが一番よいのだろう。

今日は各セクション毎に、細かく合わせた。
各セクション5人でもぴったりと合わせるのは難しい。
とりわけ管楽器は自分が音を出そうと意志してから実際に
音が出てくるまでに若干のタイムラグがあるので、その点に
かなり神経を使わないと、バラバラになってしまう。
また、音の切り方も大切で、とりわけジャズ系の音楽の場合、
きちんと音を切らないと、グルーブが全然出なくなってしまう。
ほんとうに神経を使う。

そういうわけで、ビッグバンドはほんとうに「団体競技」だと思う。
菊地成孔がスイングジャズは「会社」であり「軍隊」、それに対して
ビバップは「スポーツ」であり「ゲーム」だ、と言っていたが、
その言葉をそっくりそのまま使わせてもらえば、ビッグバンドは
「会社」であり「軍隊」だと。みんなと同じ動きをしなければならないし、
規律が乱れてはならない。その点が、自由にメロディをフェイクしても
いいワンホーンのカルテットなどとは大きく異なる。

私はわりと気ままなタイプで、団体行動はあまり得意ではないが、
譜面に忠実に吹くこと、アーティキュレーションを揃えること、
人の音をよく聴くことなど、ビッグバンドはとてもよい勉強になる。

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2007年5月11日 (金)

練習日記

90分ほど練習。
河川敷は爽やかに晴れていたが、五月晴れというよりも
むしろ秋のような空の色で、妙な感じだった。

なるべく周囲に反響する物が無い場所を選んで練習。
ロングトーン、スケール、スタンダードなど。
楽器をよく鳴らすよう意識する。

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2007年5月 9日 (水)

久々練習日記

日曜日の本番以来、久しぶりの練習。
倍音のロングトーンを中心に、楽器をよく鳴らすことに重点を置いた。
このところ、練習のペースがダウンしているので、2時間ほど吹いたら
口の疲れを感じた。マメに練習して筋力アップをはからねば。
音色も、自己ピークの時と比べると、60%ぐらいか?と思われる。
徐々に回復していきたいものだ。

河川敷はわりと爽やかだったが、今日はわりと湿度も高く、
ムシッとする感じだった。各地で30度を超えるところもあったという。
一体どうなってんだ? イマイチ調子が出ないのも、こういう変な気候が
影響しているのかもしれないな。

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2007年5月 2日 (水)

月9『プロポーズ大作戦』

月9の『プロポーズ大作戦』が面白い。
人は、「あのときああしていたら、今ごろは……」と思うことが多々ある。
「あのときに戻ってもう一度やり直せたら、今ごろは……」と思うことが
多々ある。

しかし、実際に過去に戻ってやり直すチャンスが訪れたとしても、
なかなか挽回できず、ややもすれば同じような過ちを繰り返してしまう
のではないだろうか。それほどまでに、人の持つ、ある傾向性というものを
変える・修正するのは難しいことだと思う。それはとても多大なエネルギーを
必要とすることなのだ。

このドラマの主人公はそれでも少しずつ、過去の過ちをやり直し、後悔を
少ないものにしていっている。ドラマの展開の鍵を握る「妖精」の台詞も
なかなか味があり、このドラマが今後どう展開していくのか、
そして結末はどうなるのか、とても楽しみだ。

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