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2007年6月11日 (月)

日本人がジャズを苦手な理由

今ビッグバンドでやっているある曲(もちろんインスト)のフレーズが
頭の中で鳴っていた。ここのフレーズの歌い方どうするんだろ、と思って
いると、ふと英文が頭の中に浮かんできた。

なるほど! と、目から鱗が落ちた。
曲とは何の関係もない英文だが、このフレーズはこんな風に歌えばよいのだと
理解された。

英語のしゃべり方とジャズの歌い方は同じである。
歌詞の付いたスタンダードはもちろんだが、インストで作られた曲もそうだ。
つまり英語は前の単語の子音が後ろの単語の母音とつながって1音節を
作るが、それが音楽で言うとシンコペーションに相当する。だから、シンコペーション
だらけのジャズという音楽は英語そのものと言ってもいいのだ。

多くの日本人が、ジャズの乗りが出せないというのは、英語を母語としていないからだろう。
したがって、ジャズの乗りを出すためには、裏拍がどうのとか3連がどうのとか言うよりも
英語をたくさんしゃべり、英語をしゃべる感覚で演奏すればよい。
少なくとも管楽器における歌い方としてはそうだと思う。
よく、ジャズをやりたい人がアメリカに行って修行するのも、そういう言語の韻律感覚を
習得することと密接に結びついていると思うのだ。

「ここのフレーズの歌い方(切り方、つなぎ方、スタッカート、テヌート、アクセントなど)が
よくわからないというときは、そのフレーズに何でもいいから英語の歌詞をつけてあてはめて
歌ってみればよい。スッキリとわかるはずだし、練習もまた一段とファンキーに楽しくなる
ことだろう。

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