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2007年10月10日 (水)

NHK朝ドラ『ちりとてちん』に期待する

NHK朝ドラ『どんど晴れ』が終わり、『ちりとてちん』が始まった。
『どんど晴れ』には最後まで親近感が持てず、『ちりとてちん』が始まって、
何だかホッとした感じだ。ああ、朝ドラが帰ってきた、と感じるのだ。
そこで、この二つの違いは何なんだろう?と考えてみた。

『どんど晴れ』の主人公はまるで絵に描いたような美女で、一流ケーキ職人の
娘。そのフィアンセもハンサムボーイで、しかも老舗旅館の跡取りでホテルマン。
どうにも「上流階級」すぎて、親近感に乏しい。

しかも、あれだけ美人だったらちょっとは性格も悪くなったりわがままになったり
するだろうけれど、そういうところが少しもない。こんな完璧な人間はありえない
のではないか?と思ってしまった。人間が出来過ぎていて、人間くささが感じられないのだ。

それと、ヒロインの実家が核家族で、「おじいちゃん」「おばあちゃん」という存在が
希薄であったこと。『ちりとてちん』は大家族であり、見ていると何かホッとする。
それに、みんなで食事を囲む食卓のシーンがいい。やはり朝ドラにはこれがないと。

それから、ヒロインのドジな姿がいい。あまりに出来過ぎた人間像は共感を呼ばない。
ちょっとドジで、端から見ていると笑えるようなキャラクター設定が、見ていて安心できる
のだ。それは、前々作『芋たこなんきん』もそうだった。

もちろんヒロインの制服姿は「お約束」である。『天うらら』『ちゅらさん』などでヒロインが
可憐な制服姿を見せてくれたが、今作でも制服姿がとてもいい。

ちょっとドジで笑いを誘う登場人物、大家族で囲む食卓、ヒロインの制服姿、など、
いまのところ、「朝ドラはやっぱりこうでなくっちゃ」と思わせてくれている。
『ちりとてちん』の今後に期待したい。

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