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2007年12月20日 (木)

テレビ東京系 超歴史ミステリー『大奥』

テレビ東京系の超歴史ミステリーV『大奥』が面白かった。

春日局がしばしば徳川家康と静岡で密会しており、家光は
春日局と家康との間の子であったと考えるといろんなつじつまが
合ってくる、とか、天璋院篤姫が島津藩のスパイで、幕府内で
工作活動をしていたとか、学校では習わないような生き生きとした
歴史の裏のありさまが描かれていた。島津藩は大政奉還の百年も
前から倒幕計画を立てていた、というのもとても興味深かった。
いまの日本の政治は目先のことばかりを追いかけていて、
国家百年の大計というものを忘れてしまっているので、少しは
見習ってほしいものだ。

いや、それよりも、江戸の風俗についてちょこっと触れられた部分が
とても面白かった。

例えば、「切り捨て御免」は、後で切り捨てた理由を奉行所に届け出
なければならず、その理由が不当なものであれば領地を没収されるとか、
切り捨てようとした相手に逃げられたら自害しなければならないとか、
今まで知らなかった。

うなぎ屋の二階が逢い引きをする閨になっていたということは
何かで聞き知っていたが、極めつけは銭湯の話だった。

江戸の男女比は男4:女1で、それゆえ出会いに最適な場は銭湯であった。
その銭湯というのが、入り口は男女別だが中は混浴で、
だから出会ったときからお互いを知り尽くしていて手間が
かからなかったという。今から考えれば実に羨ましい話だ。

江戸時代の庶民は性に関してとてもおおらかだったという。
そんな江戸時代に生まれてみたいものだ。

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