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2008年2月16日 (土)

藝事の真髄

NHK朝ドラ「ちりとてちん」がまさに佳境だ。
今日の放送なんて、涙なくしては見られなかった。
笑いをとる脱力系かと思いきや、しっかり泣かせる。
なかなかすばらしい脚本である。

そして、この脚本家は藝事の真髄にも通じているように
思われる。
今日の放送で、小草若に対して草若が、「自分のないものを
高座で出そう思うても出えへん。お前はお前の落語をやったら
ええのや」というアドバイスをするシーンがあった。
ジャズのインプロビゼーションにしてもそうで、自分にないものを
やろうとしても出ない。また、人の真似をして自分らしくない
アドリブをしようとしても、聴いている方もわかってしまう。
だから、自分の歌を歌えばよい。

それから、草若師匠が言っていた台詞で、
「不器用なもんほどぎょうさん稽古する。
ぎょうさん稽古したもんは、誰よりもうまくなる」というのがあった。
これなどは、私がサックスの師匠に言われた言葉そのまんまである。

落語であろうと、音楽であろうと、その本質は同じということなのだろう。

ちりとてちん、おそるべし。
この脚本作家は藝事の真髄に通じているに違いない。

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