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2008年3月27日 (木)

「ディベート」と「ダイアローグ」

3月24日の産経新聞の夕刊「改革の哲学」(鷲田清一さんのインタビュー)に、
面白いことが載っていた。

鷲田さん曰く、議論には「ディベート(討論)」と「ダイアローグ(対話)」の2種類が
ある、と。
そして、両者の違いは、

「ディベートというのは、議論の前と後で自分の考え方が変わると負けなんです。
相手を論破するのが目的だから。一方、ダイアローグでは、議論の前後で
自分が変わっていないと意味がないんです。人と話す中で『自分の考えが狭かったな』
と気付かされて、自分の考えが深まっていく。」

ということだそうだ。(2008.3.24産経夕刊「改革の哲学」第6回)

なるほどな、とうなってしまった。
私なりに解釈するならば、ディベートは「私が、オレが」と自己主張する議論であり、
ダイアローグは私心を排して共通の真理に到達するための議論とでも言えようか。

テレビの討論番組始め、インターネットもそうだが、巷には相手を負かすための
議論ばかりがあふれている。本当に必要なのはダイアローグであり、それは
ダイアローグによって真理に到達しようとしたソクラテスの時代から
少しも変わってはいないのだろう。

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