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2008年4月30日 (水)

マウスピースとリードのマッチング

ポンゾールのM2-110を使い始めて幾日か経った。
今日は絶好の練習日和。
河川敷で爽やかな風を浴びながら練習した。

マウスピースを替えるとやはりそれに合うリードも変わってくることが多い。
今までオットーリンク7☆とバンドーレンZZ2半がベストマッチだったわけだけど、
ポンゾールにZZはちょっとキツイかなと感じた。
というのは、ピッチがやや取りづらいかなと思ったからだ。
それと、低音のサブトーンが当たりにくい。
音色はパリッとした感じで芯があっていいのだが、これまでよりも
すこし口のプレッシャーをかける必要があるように思った。

思い切って、JAVAの3番をつけてみた。
ZZよりも腰がなくて、ペラい感じ。
なんとなく吹きごたえがないのだが、こっちの方がフラジオも良く当たるし、
低音から高音までピッチも取りやすい。低音のサブトーンも出やすいようだ。
番手はZZ2半よりきついはずなのだが、腰が弱いだけ吹きやすいようだ。
ただし、これを吹く時は口のプレッシャーをゆるゆるにしなければ
いい音にならない。ZZとは真逆だ。

音色的には、ZZは芯があってパリッとした感じで、フュージョンぽい。
JAVAはそれよりもガサガサしていて、ジャズっぽい。
オットーリンクで吹いていた時の感じと似ている。

さて、次の本番をどのマッチングで吹くべきか。
ジャズサックスは楽していい音を出す、という鉄則からすれば、
楽なJAVAで吹くのが良いのだろうけど。

ちなみに、オットーリンクを吹いたら全然鳴らなかった。
やはりオットーリンクは息を取られる”難しい”マウスピースのようだ。
ここは気持ちを切り替えて、脱・オットーリンクを目指すとしよう。

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2008年4月21日 (月)

新マウスピース、実戦デビュー。

新しいマウスピース、ポンゾールのM2・110を実戦デビューさせた。
試奏の翌日、河原に行って吹いた。
自分の吹いた音が向こう岸に飛んで、跳ね返ってくるのがよく分かった。
音の輪郭はオットーリンクよりはっきりしていて、リンクよりも現代的な印象。
でも高音が立ちすぎることもなく、程良い感じ。
低音のサブトーンも出る。
したがって、現代の音楽からスタンダードなジャズまで十分に対応出来ると
思った。

試奏室では低音が鳴らしにくかったが、野外では全く違った。
やはり実際に外で吹いてみないとわからない。
ppからffまで、ボリュームのコントロールもしやすい。
息をズボーンと吹き込んだ時に、それに応じて音が割れないで大きく鳴ってくれる。
とてもいい。

開きの110はリンクの8に相当するらしく、今まで使っていた7☆よりも少し開いて
いるが、違和感はない。開いた分だけダークに、またでかい音で鳴ってくれるので、
それが心地よい。なかなか良くできたマウスピースだと思う。

爆音ビッグバンドでも吹いてみたが、今まで埋もれていた自分の音が
以前よりもよく分かる。ffで吹きたい時に、すぐに反応してくれるのでありがたい。
反応がよいので、速いパッセージも吹きやすくなった。

ただ、左パームキーのレンジの音程がやや取りにくくなった。
これは開きが大きくなったことに体がまだアジャストしていないせいだろう。
倍音の練習をよくやって、正確なピッチで吹けるように練習したい。

いいマウスピースだと思うし、高い金も払ったので、しばらくはこのマウスピースと
つき合っていこうと思う。

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2008年4月18日 (金)

マウスピース試奏

今日は楽器店に行ってマウスピースを試奏した。
今使っているオットーリンク7☆で不満はないのだが、
先日ビッグバンドの練習でバンマスに音が小さすぎると指摘された。
ジャズのセッションやカルテットではむしろ音が大きいぐらいなのだが、
この爆音系のビッグバンドの中では音が埋もれてしまうようだ。

マウスピースを替えるということは、自分の音の個性も変わってしまうこと
なので、なるべく替えたくはなかったのだが、とにかく周りの音がでかいので、
自分もそれに対抗してみようかと思った次第。

ネットで下調べして、ガーデラのクレセントとピーターポンゾールあたりに目星を
つけておいた。と言っても楽器店に在庫のある物だけの試奏になる。
まずはガーデラのスタジオモデル、ポンゾールのll-V-lとM2という3本で吹き比べ。
この中ではポンゾールのM2が、パワーと吹奏感で一番良かった。

ガーデラのクレセントがあればそれを吹いてみたかったのだが、在庫がなかったので
仕方ない。数万円するものを、試奏せずに通販で買ってしまうのもどうか、と思うので。

他にはないかということで、お店の人が出してくれたのがリバイユ(ルバイユ?)という
サテン仕上げのマウスピース。見た目はあまりよくないのだが、サウンドはとても良かった。
どちらかというと、オットーリンクの音に近い。オットーリンクの吹奏感が向上して、
ボリュームも出る、といった感じか。リガチャーも変わっていて、太い金属のリングを
嵌め込むというもの。セッティングがとても簡単で、安定感もあり、息の通りもよかった。

最終的にこのリバイユとポンゾールM2の2本に絞って試奏した。
ポンゾールの方が鳴りが良かったのと、今回はオットーリンクとは全然違う
サウンドキャラクターにしてみようと思ったので、ポンゾールM2に決定。
普通のマウスピースより割高だが、まあ試してみる価値はあると思った。

若干低音のサブトーンが出にくかったが、練習によって克服していこうと思う。
リードも何種類かの組み合わせでベストマッチを探す必要があるかもしれない。
まあ今はそれをする気力があるので、良しとしよう。
次回のビッグバンド練習と来週の師匠のセッションで音を聞いてもらって、
客観的に評価してもらうことにしたい。

その後はソプラノの試奏。
ヤナギサワのブラス、ブロンズ、ヤマハの3本を吹いた。(どれもストレート型。)
ヤマハが一番音を出しやすいし、音の輪郭もはっきりしている感じ。
ヤナギサワのブラスとブロンズでは、ブラスの方がサックスらしい音がした。
しかし、ソプラノは音程を取るのが難しい。
テナーと持ち替えなんて、容易にできるものではない。
1本持っておけば好きな時に練習もできるのだろうが、今回は購入を見送ることにした。

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2008年4月11日 (金)

安藤忠雄が東大新入生に苦言

 東大の入学式が11日、東京都千代田区の日本武道館で開かれ、新入生の人数を大幅に上回る父母らで埋まった客席を前に、祝辞に立った建築家で特別栄誉教授の安藤忠雄さん(66)が「親離れをしてほしい」と新入生、父母双方に自立を促す一幕があった。東大の入学式は毎年家族からの出席希望が多く、この日の会場も新入生約3200人の周囲を、約5300人の父母らが席を埋め尽くした。安藤さんは祝辞の中で「自己を確立しない限り独創心は生まれない」と強調。「自立した個人をつくるため親は子供を切り、子は親から離れてほしい」と訴えた。(産経新聞)

確かにお説ごもっともだが、東大OBではない安藤氏に、晴れて東大に受かった
受験生の気持ちも、それを見守ってきた親の気持ちもわからないだろう。
東大生には、東大に受かった人間にしか分からない誇らしさや逆に面はゆさ、また、
背負っているプレッシャーの重さというものがあるのだ。

地方から出てきた新入生には、いやでもこれから一人の孤独な闘いが始まる。
それまでの、つかの間の晴れの舞台を祝ってやっても良いと思う。

私自身のことを振り返れば、敢えて親から遠いところに行きたくて、東大を選んだ。
満開の桜の九段下で行われた入学式のことは、二十年以上経った今も、まるで
昨日のことのようだ。

それからほどなくしてのことだったか、両親と、今は亡き祖母とが、私の下宿アパートを
急に訪ねてきた。もう親には構ってほしくないと思っていた私は「来るな言うてたのに
なんで来るんじゃ!」と激怒して追い返した。父は、ガス器具の調子を見るつもりだったらしい。
はるばる岡山から4時間かけて上京してきたのに、
それを追い返してしまった自分という人間はとても小さかったんだなあ、と、今にして思う。

確かに子は自立するために一度は親を切らなければならない。
しかし、いずれいやでも切らなければならない時が来る。
二度と帰らない入学式の時間を、親子で十分に味わってほしいと私は思う。
人にはそれぞれの事情というものがある。

子供にとって親とはとてもありがたいものだ。
そのありがたさを、十分にかみしめてほしい、と私は思う。

安藤忠雄(Wikipedia):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E8%97%A4%E5%BF%A0%E9%9B%84

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2008年4月 8日 (火)

それはあまりに横暴だ!

【時事通信社配信】

 経済産業省の北畑隆生事務次官は7日の記者会見で、省エネに優れた電球型蛍光灯の普及拡大を目指すため、白熱電球の生産を2012年までに原則中止するよう電気器具メーカーに要請する方針を明らかにした。同次官は電球型蛍光灯について「白熱電球に比べ価格は高いが、電力消費量は5分の1、寿命は6倍だ」とし、温室効果ガスの排出削減にもつながると強調した。

バカも休み休み言え!と言いたくなる。
経済産業省の役人はやっぱりバカ揃いだな。
ヴィンテージ電気製品を使えなくするPSE法という悪法で非難を浴びたばかりだというのに、今度はこれか。

白熱灯の光は暖かみがあり、食べ物を美味しく見せたり、雰囲気を醸し出したり、
無段階調光が可能であったり、様々な利点がある。また、スタジオなどの音楽の現場
での照明は蛍光灯は使えない。なぜなら、蛍光灯は強いノイズを発生するからだ。
だからこそ、白熱灯の需要があるのだ。

私は試しに「白熱灯型蛍光灯」というものを使ってみたが、全く使いづらい。
「白熱灯型蛍光灯」はスイッチを入れてから光が安定するまで時間がかかり、
すぐにある程度の光量を必要とする家庭のトイレでは全く役に立たない。

白熱灯は、やっぱり必要なのだ。
それを一律に生産中止とは、暴力以外の何物でもない。

国の役人は、たとえばアナログテレビを廃止して全部「地デジ」にするとか、
くだらないことを考えすぎだ。これ以上国民の文化生活に介入するな、
と声を大にして叫びたい。くだんの経産省役人はもっと勉強汁!

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2008年4月 5日 (土)

春になって思ひ出す事など

もう20年以上も前のことを思い出した。
大学に入って、サークルを何にするか、一通り悩んだ末、混声合唱団に入ることにした。
別に、合唱が好きだったわけではない。
音楽関係のサークルに入りたかったが、軽音部は軽すぎるという印象を受けたので、
ややまじめな印象を受けた合唱に入った、ただそれだけだ。
当時900番教室と呼ばれた大講堂で新歓合唱祭というのがあり、それをたまたま
聴きに行って、たまたま先輩に声をかけられて、説明会について行った、というだけのことだった。

男子は私の入った大学、女子は周辺の大学という構成だった。
喫茶店で新入生の歓迎が行われていて、入る入らないは別にして、とにかく次の練習を
見に来てね、と言われた。
そこで出会った女子がどうも私に目を付けたらしく、以後、練習後の談話会などで
人目をはばからず「●○君~」と私に好意を示したり、手をつなごうとしてきたり、
べたべたしてきた。

田舎から出てきたばかりのむさ苦しい堅物だった私は、そういう行為がとても嫌だった。
東京の女は怖い、と思った。
彼女の存在がなかったら、そのサークルでの私の思い出も、少しは違ったものになった
かもしれない。今となっては、そんなことを考えても仕方ないのだが。

そんな人もいたけれど、そうでない人の方が多かった。
O女子大のSさんは才色兼備の女性だった。
サークルの仲間によれば、おそらく一浪で入学して、男の人との恋愛経験もあるだろうと
いうことだった。私からすれば少し大人びたところもあった。

憧れだったそんなSさんは、気持ちを露骨に表すこともなかったが、強化合宿の最終日、
徹夜の飲み会があった時、私にしなだれかかってきた。もちろん、夜の遅い時間だし、
酒の勢いもあったのだろう。私は嬉しかったがどうしていいのかわからなかった。

外が白み始める頃、私たちは二人で外に出て、一緒に散歩をした。
何を話したのかは、覚えていない。
ただそうするだけで嬉しかった。
その時の私には、ただ、そうすることしか、できなかったのだった。

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