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2008年6月27日 (金)

「忍ぶ恋」という美学

たまたま新聞の番組欄を見たら、NHK教育で江戸の遊郭について
やるとあったので、見てみた。

遊郭という場所が、単に欲望処理の場所でなくて疑似恋愛の場所である
ということは何かで知っていた。それに加えて番組では、江戸時代でも
恋は「忍ぶもの」であった、という当時の恋愛の価値観に言及していた。

かえりみて、現代はどうだろう。
若い人たちの間では、「つきあう」とはすなわち肉体関係を指すそうだ。
相手に思いが届かないことを忍ぶとか、結ばれない運命を忍ぶとか、
そういう価値観はもはや現代では廃れてしまったように思われる。

いつからだろう、「忍ぶ恋」の美学が日本から消え失せてしまったのは。
そして、それはなぜなのだろう。

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2008年6月26日 (木)

自分の演奏を聴き直すこと

リニアPCMレコーダーなるものを購入し、自分の演奏を
録音するようになってから約1ヶ月。
今日はセッションに行って、自分の演奏をたっぷり録音してきた。
帰りの電車の中で音を聴きながら、とても重大なことに気付いた。
私の演奏の悪い癖がわかったのだ。
フレーズの終わりでは腹圧を弱めずにタンギングで音を切らなければ
ならないのだが、それができていない箇所が多かった。
つまり、フレーズの終わりで腹圧が弱まっているために、微妙にピッチが
下がったり、フレーズが尻すぼみになってしまったりしていた。
こういう微妙なところが、上手・下手を分けることになる。
気を付けなければ。
今後の練習はこのことだけを集中してやってもいいというぐらいに
気にかかった。

やはり自分の演奏を客観的に聴く、ということはとても大事だ。
それができれば向上するのも早いだろう。

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2008年6月20日 (金)

久保田利伸「LA-LA-LA LOVE SONG」

梅雨本番。
この季節になると、久保田利伸の「LA-LA-LA LOVE SONG」が聴きたくなる。
歌詞の冒頭、「土砂降りの…」とあるから、というのもあるが、12年前のこの季節、
いつもこの曲を聴いていた。梅雨の重苦しい空気とともに思い出すのだ。

今では猫も杓子もR&Bとかヒップホップとかやっているが、私は久保田利伸の
デビューの衝撃を忘れない。20年以上も前に、日本語のポップスにいち早く
向こうのファンキー・ミュージックのエッセンスを取り入れたのが彼だった。

バラードからアップテンポまでカヴァーする優れた作曲能力と歌唱力では、
現在の日本の追随者の誰一人として彼の足下にも及ばないだろう。
未だに輝き続ける偉大な才能である。

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2008年6月15日 (日)

「たかじんのそこまで言って委員会」6/15

今日の「たかじんのそこまで言って委員会」(よみうり系)は、
とても見応えのあるものだった。前半に橋下知事が出演、
しかし何と言ってもメインは拉致被害者家族の横田ご夫妻の出演
だった。

我々が肝に銘じておかねばならないのは、あの国は普通の常識の
通用しない国だということだ。さまざまな手練手管を使って、怪情報を
流したり(過日の毎日新聞の誤報)、とにかく色んなことをやってくる。
朝日新聞(「ちょうにち」とも読むわな)の反安倍キャンペーンで、安倍首相を
追い込み、退陣させたこともそうだろうし、反北の再先鋒である西村眞悟氏
が取るに足りないような「事件」によって傷を負った。

我々善良な市民には想像もつかない国(もしくは組織)であるということだ。
見くびってはならない。

そして、国会議員の中にも、日朝国交を正常化しようというような輩もいる。
福田首相は「私の手で拉致問題を解決する」と言ったが、高村外相とともに、
あっちの手のひらの上で踊らされているだけのように見える。

番組を見ていて、凡百の評論家よりもやはり拉致被害の当事者である夫妻は
一番よく、かの国の本質を知っていると思った。

そして、私たち一人一人は、この状況に対して一体何が出来るのだろう?
何をすればよいのだろう?「義を見てせざるは勇無きなり」と古人は言ったが。

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2008年6月13日 (金)

サックス改造の誘惑

現在使っているヤマハのノーラッカー82Zについて、不満はないのだが、
時折改造の誘惑に駆られる。

某サックスのサイトを見ると、台湾製のサックスに特殊調整を施し、
F#キーを外したところ、マーク6に近づいたと書いてある。
音源を聴いてみてもなかなかいい感じだ。

特に関心があるのはF#キーを外すと、音が太くなり、高音部の繋がりも
よくなるらしい。トーンホールに真鍮の円盤を嵌めて半田づけをするという
工程が必要だが、素人にもそれほど難しくないらしい。

実際、マイク・スターンらと一緒にやっているボブ・フランセスキーニという
テナープレイヤーは、ヤマハ82Zのプロトタイプ(試作品)に自ら手を加え、
F#キーを取り除いた、と自分のサイトにも書いている。

いつも同じ楽器を吹いていると、不満はないのだが、ちょっと変化が
ほしくなる。もしお金に余裕があればF#キーレスのものがほしいけど、
しばしば改造の誘惑に駆られるのである。

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