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2008年9月 8日 (月)

母性と父性

子どもを育てるようになってわかったことがある。
それは、母性は先天的に備わっているものだが、
父性は後天的に培われるものだ、ということである。

母という存在は、10ヶ月の間、胎児と生活を共にしている間に
母性というものが自然と出てくる。だから、赤ちゃんが産まれたら
すぐに母性を発揮する。

母というのは、小さきもの、弱きものに対する慈愛を
先天的に持っている。だから、母性本能という。
母性とは、本能的なものなのである。

これに対して、父性は本能的なものではない。
最近は育児をする父親も多くなったけれども、
大人の男はやはり小さき者の、こまごまとした
身の回りの世話というのは得意ではないのだと思う。

しかし、子どもが長じてくると、とりわけ男の子の場合は、
自分を高きところに引き上げてくれる存在というのを
欲するようになると思う。(事実私がそうだった。)
その時が、父親の本当の出番なのだと思う。

母はどこまでも無限にやさしく、しかし、父はやさしいだけでは
物足りない。大きい存在でなければ。

母と父とはあくまで違った役割を担っている、ということが
わかれば、産まれたばかりの子どもをうまくあやせない、
ということに悩んだり落ち込んだりする必要もないと思う。

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2008年9月 2日 (火)

センチメンタル・ブルース(アリス)

泥臭く、時として演歌ちっくなアリスの曲たちの中で、
ひときわあか抜けた曲を書くのが、ドラマーの矢沢透だった。
この「センチメンタル・ブルース」は、その矢沢氏による作曲。
(作詩は谷村新司)。

シングルとしては、大ヒットした「ジョニーの子守唄」のB面として、
またアルバムとしては「アリスⅥ」に収録されているが、
谷村・堀内両氏の曲と違って、テンションコードなどを使い、
都会的な作曲センスがひときわ光っている。

ライブではピアノも弾いていた矢沢透氏は、アリスの中では
異彩を放つ傑出した存在だったのだと、改めて思わされる。

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