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2008年10月 8日 (水)

子を持って初めて知る親の恩

一の体験は、百の想像をはるかに超える。
親という立場に自分が実際に立つことによって、
自分の親の恩も初めて知るものだ。

親というのはすごい。
とりわけ、母親はすごい。
とても手間のかかる乳飲み子の世話を、
不平も不満もなく、喜びに満ちてするのだから。

私はふと思った。

世にある宗教の究極の目的は、自我という迷妄からの
脱却である。「私が、俺が」というのが幻想である事に気づき、
そこから自由になることである。
(その意味でご利益信仰は宗教の名に値しない。)

とすれば、自我の迷妄からの脱却は、別に宗教という
手段によらずとも、親になることで体験可能なのでは
ないだろうか。

それほどに、親になって子どもの世話をするということは、
小我を忘れさせてくれるものなのだ、と。これほどに
素晴らしい体験を、やはり人は一度はしておくものなのだ。

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