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2009年1月30日 (金)

親の心

昨夜、妻と一緒に、子どもが生まれたときに録音された産声を聴いた。
小さく高いその声を聴いて、思わず泣いてしまった。

私は立ち会い出産だったが、その時には自分が親になるという実感も湧かず、
驚きやら戸惑いやらで、感動している余裕などなかったのだが、
あれから約半年経った今、感動できる自分になっていた。

立ち会いしたい人、したくない人、男なら両方いると思う。
したくない人に無理に立ち会わせる必要もないと思う。

男親にとっては、その現場にいるか否かよりも、その後いかに子どもとの
絆を深めていけるか、いかに愛情を育んでいけるかの方が大事だと思う。

母親と子どもとの間には、アプリオリに切ることのできない絆が存在する。
しかし、男親にとっては、出産は傍観するほかないのだ。
だからこそ、その後の方が大切なのだとも思う。

私は、半年経った今、子どもに、「生まれてきてくれてありがとう」と、
心から言える。そして、この子の存在に対して、自分が責任をもっていきたい
と思う。それは、この半年で自分の中に親の心が育まれてきたからなのだろう。

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2009年1月27日 (火)

韓国ドラマ『ぶどう畑のあの男』

京都テレビで毎週火曜日夜に放送されていた韓国ドラマ、
『ぶどう畑のあの男』が今日、最終回を終えた。

私とドラマとの出会いはいつもひょんなことから始まる。
気合いを入れて、さあ、今クールはこれが面白そうだから、
と思って見るのは大抵見続けられない。
この『ぶどう畑のあの男』も、たまたまザッピング中に、
ハッと引き込まれてそのまま毎週見ることになったのだった。
逆に言えば、一瞬で引き込まれてしまう何かがこのドラマに
あったということだろう。

いわゆる韓流ドラマのファンではない。
しかし、このドラマに関して言えば、とても爽やかなドラマだった。
その爽やかさを一層引き立たせていたのが、田舎のぶどう畑の
風景だった。

三角関係、四角関係の男女を描いていながらも、ドロドロしたところが
少しもなく、かえってほほえましい。日本のドラマではこうはならないだろう。
またセリフ回しも素晴らしかった。

中でも名文句と言えるのが、イ・ジヒョンの言った
「先生は雨が降った時に傘を買ってくれる人。
テッキさんは一緒に雨に濡れてくれる人」というものだった。

また、最後の部分のモノローグで、イ・ジヒョンが人生は計画通りにはならない
ということを語ったセリフも素晴らしかった。

日本のドラマがそうではないと一概には言えないが、
韓国のドラマはこのように、人生観を感じさせるものがあるように思う。

韓国のぶどう畑の緑を見ていると、なぜかとてつもなく懐かしい気持ちになるのだった。

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2009年1月 6日 (火)

愛の劇場『ラブレター』

花王愛の劇場『ラブレター』にはまった。
青春期のやるせない思いをとてもよく描き出していると思う。
海司と陸とどちらに感情移入してしまうかといえば、
美波に片思いしている陸の方だと思うが、
自分の性格は、武骨で一本気、短気で女性の気持ちに鈍感な
海司の方に近いのかもしれない。

それはさておき、青春期の美波を演じる山下リオの演技が
表情豊かでとてもよい。これからぐんぐん伸びていく女優になるだろう。
よくぞこのような逸材を起用してくれたものだ。

また、海司、陸を演じる男の子たちも迫真の演技である。
脇を固める俳優たちも素晴らしい。
スタッフの気合いを感じる。

とりあえず売れっ子女優を主役に据えておけばよいと
考えているようなNHKのドラマ制作班の人には
爪の垢でも煎じて飲んでもらいたい気がする。

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期待外れに終わった『だんだん』

NHKの朝ドラ『だんだん』は期待外れだった。
バラエティなどにおけるマナカナは好きなので
期待していたのだが、最初の2週間ほどで
見るのを止めてしまった。

キャストが悪いとかいうのではなく、やはり脚本が
悪いのだろう。

というか、どうして朝ドラって「夢を追いかける女の子」の
話ばっかりなのだろう?
平凡な毎日を、平凡に生きることはとても大切なことである
はずなのに。そして、その平凡な毎日の中から非凡な何かを
学び取ることほど貴重なことはないはずなのに。

舞妓の家に生まれて舞妓を目指すめぐみや
シジミ漁師の家に生まれてシジミ漁師を目指すのぞみ
(逆だったかもしれんが)では、どうしていけないのだろうか。
むしろそういうストーリーこそ、見たかった。

しかもNHKニュースでみずから双子の歌手としてデビューした
2人の姿をネタばらしした時には……興ざめ以外の何ものでもなかった。

なんだか、こういう本を演じさせられるマナカナがかわいそうな気さえする。

特別なことは何もないけれど心温まる話だった『芋たこなんきん』みたいな
朝ドラはもう見られないのだろうか。

もう本気で、受信料をまじめに払うのをやめようかと思っている。

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