« 同窓会 その4 | トップページ | 本の感想『ブータン、これでいいのだ』(御手洗瑞子著、新潮社) »

2012年5月11日 (金)

旧仮名・旧漢字を取り戻さう!

戦後日本人の精神が堕落したのは、旧仮名遣ひの廃止と漢字制限がその原因の一つである、といふのが私の持論である。

旧仮名遣ひの復活と漢字制限の撤廃(つまることろ常用漢字の廃止)はある意味、憲法改正よりも難しいであらう。

最近産経新聞に載った記事がきっかけで、尋常小学国語読本を図書館で借りてみた。

これがとてもよい。本来の美しい日本語とは、かういふものであったかと思った。

たとへば、「良い」の丁寧形は「良いです」ではなく、「良うございます」なのである。

それから、旧仮名遣ひは萩野貞樹氏が言はれるやうに、たいへん合理的にできてゐるのである。もちろん旧漢字もさうだ。

戦後政策による旧仮名遣ひの廃止と漢字制限は、戦前の伝統的な日本の知的遺産へのアクセスを困難にしただけではない。日本人の立ち居振る舞ひにまで影響を与へてゐたのである。

旧仮名遣ひで書かれたものを読むと、何かしら心が清らかになるやうな気がする。

IT化が過剰に進んでしまった現在、旧仮名旧漢字でものを書くのはかなりの困難を伴ふ。しかし、IT企業も旧仮名旧漢字完全対応のIMEを開発するなどの努力をしてほしいものだ。

尋常小学国語読本には美しい日本語が詰まってゐる。大人も子どもも、この本で美しい日本語を学びたいものだ。

|

« 同窓会 その4 | トップページ | 本の感想『ブータン、これでいいのだ』(御手洗瑞子著、新潮社) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/96735/54682435

この記事へのトラックバック一覧です: 旧仮名・旧漢字を取り戻さう!:

« 同窓会 その4 | トップページ | 本の感想『ブータン、これでいいのだ』(御手洗瑞子著、新潮社) »