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2012年7月27日 (金)

2012年岡山県知事選を考える

石井現知事が今期限りの退任を表明したことで、今秋の県知事選は、元百貨店社長の男性候補者と、元県議の女性候補者の闘いとなることがほぼ確定したようだ。


両者とも、県内行脚とネットによる情報発信を中心とした活動を展開しているが、女性候補者の方が先に名乗りを上げた分、一歩先んじているように見える。


facebookでも女性候補者のfriendは2000名を超えたという。
書き込みも、女性候補者のファンを中心に賑わっている(その中には男性候補者への悪意ある中傷まがいのものも含まれる。)


私は、県政をよくしてくれる人なら誰がなっても構わないが、では誰が県政を良くしてくれるのかと考えると、やはり男性候補者であるように思う。


次期県知事がまず、いの一番に何をしなければならないか。それは県財政の健全化である。


現知事が就任されてから、県財政は危機的状況を脱したというが、依然として厳しい状況には変わりない。そういう中で、県庁業務の無駄を削減し、効率化を図ることは必須である。


男性候補者は傾きかけた百貨店の財政を立て直し、億単位の借金を減らして経営を軌道に乗せた実績を持つ。そういう実績を私は大いに評価したい。


コストカットにあたっては、ときには人から恨まれるようなことも伴う。事実、男性候補者の、2ちゃんねるなどのネットにおける評判はすこぶる悪い。たぶん、コストカットで甘い汁を吸えなくなった人たちが憂さ晴らしに書き込んでいるのだろう。


私は男性候補者の人柄をよく知るが、彼は子どもの頃から誰にでも愛される人柄だった。それが、人に恨まれるようなコストカットをするにあたっては、相当の葛藤があっただろう。けれども、組織のリーダーというのは、涙を飲んでそれをしなければならないことがあるのだ。


対する女性候補者はどうだろう。
私は彼女と会ったこともないし、彼女の人柄もよく知らない。ただ、facebookの書き込みを見れば、みんなに優しい人なんだろうなということは想像がつく。しかし、みんなに優しく、みんなに好かれるだけでは、政治はできない。自分が嫌われたり、恨まれたりすることを覚悟した者でないと、組織のトップに立つことはできないのだ。


それは、民主党政権を見ればよく分かるだろう。
鳩ポッポは自分がみんなに嫌われたくないものだから、沖縄の基地に関してできもしないことを約束して、日本をボロボロにした。カン・チョクトも、原発視察というパフォーマンスをすれば支持率を回復できるという愚かな考えで、取り返しのつかない大災害を起こした。


そういう、ポピュリズムでは国民は不幸になるということを、いいかげん学習すべきだ。


女性候補者はもともと民主党の県議である。それが、今年になってから民主党を離党した。民主党という素性隠しと取られても仕方がないだろう。一方、男性候補者は自民とたち日から応援を取り付けた。私には、そちらの方が自分の政治的スタンスを明確にさせており、フェアに見える。


もう一つは教育問題である。
教育の荒廃はゆゆしき問題で、この岡山県でもとりわけ一部の市立中学校は荒れていると聞く。
さらに、大津市のいじめ問題もクローズアップされ、けっして「対岸の火事」として見るわけにはいかない。
教育の健全化は、我が国における喫緊の課題なのである。


男性候補者は、この教育問題にも力を入れると言っており、大いに共感する。
一方、女性候補者の父親は元社会党の国会議員であり、日教組の顧問弁護士をしていたと聞く。
日教組と言えば、教育荒廃の元凶の一つである。
女性候補者はその父親の秘書をしていた。
そういう人が、果たして、日教組に対してハッキリとものを言えるだろうか?
否であろう。


そういう人が県のトップになればどういうことになるか。
おそらく、社会党時代からのしがらみ(すなわち日教組や、その他組合や団体など、まあ敢えてハッキリとは言いませんが)を断ち切ることはできず、県政はますます混乱するだろう。


大津市のようなことが、この岡山で決して起こってはならない。
(そう言えば滋賀県知事も大津市長も独身の女性である。)


イメージに惑わされず、誰を選ぶか。
それによってこれからの岡山の運命は変わってくるだろう。

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