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2014年6月 2日 (月)

SNS嫌い

もしも池田晶子さんが生きていたら、SNSブームなんて、言葉の安売りだとでも言っていただろうか。

産経新聞はさすが、SNSに疑義を呈するコラムを載せている。

平成26年(2014)5月28日、「曾野綾子の透明な歳月の光」から「なくていい情報を排する知恵」と題して。

冒頭、「電車に乗ると世相を見るという大きな楽しみがあるが、反対側の席に7人が座っていて、その7人のうち、5人か6人がスマホかタブレットをいじり、1人が居眠りをしている光景は語句ざらだ。本音を言うと、これは少々異常事態、気味の悪い光景だと思う」と書き出している。

以下、中略して、氏は、「私は思う。それは時間というものの有限性である。……(中略)(SNSの情報は)多くはなくてもいいもので、ほかにもっと恒久的な知識を取り込む時間をつぶしている。」

「幼いときから、私は母に時間の使い方をかなり厳しく言われた。遊びは別として、目的の明確でないことにだらだらと時間を使わないようにしなさい、と言われた。その場限りの雑音を排して、本当に自分を育てる知識だけを選ぶという知恵については、人はあまり触れないのが最近の特徴だ。」と結んでいる。

SNSの情報の多くがガラクタ情報、どうでもいい情報、雑音に過ぎないもの、という認識について、私も全面的に賛成である。

次に、平成26年5月31日「賢者に学ぶ」(摘菜収)というコラム。

摘菜氏は哲学者だけあって私も共感するところが多い。

このコラムでは、SNSのおしゃべりに対し、「おしゃべりは身を滅ぼす」と警告する。

もちろん、対象はSNSだけでない。「インターネットのブログや掲示板、SNS、ツイッター、グルメや書籍の口コミサイト……」を槍玉に挙げる。

おしゃべりは身を滅ぼすというが、ネット上でのそれは醜悪でさえあると思う。

自ら言葉の価値を軽からしめるようなことはしたくないものだ。

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