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2016年5月19日 (木)

井上忠先生のこと

ふと、井上忠先生のことが頭に浮かんで、ネットで検索してみた。
御存命ならかなりのご年齢になるはずだと思ったが……。

2年前に亡くなっておられたんだね。
合掌。

とにかく、すごい人としか言いようのない、迫力だった。
周りの学生達は気安く「イノチュウ」なんて呼んでたが、
私には、自分などとても足下にも及ばない存在に思えた。

けれども、最終授業の時には、「何か質問がある人はあとで研究室においでなさい」と
言ってくださって、何人かの学生が研究室に行った(私も含めて)。

私は質問しなかったけれども、どんな質問にも丁寧に優しく答えてくださっていた記憶がある。

井上先生の「哲学概説」を受けていなかったら、哲学専修課程には進まなかっただろうし、
その後の人生も大きく変わっていただろう。
また、東大を選択しなければ、またその中でも文三を選ばなければ、
井上先生との出会いはありえなかった。
そういう意味では、井上先生との出会いは運命であったのかもしれない。

↓これはいい記事だった。
http://nanfesblog.blogspot.jp/2013/02/6.html

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2016年5月 2日 (月)

東大崇拝をやめるべき

前稿からの続きになるのだが、まあ、東大崇拝はやめたほうがいいということだ。
特に、学校や受験業界では東大が最高だと思い込んでいる人達が多いのだろうが、そもそも東大は国民の税金で運営されていながら長い間軍事研究を忌避してきたし、東大の憲法学なんて、宮沢俊義に代表されるように、お花畑生産所みたいなところがあった。
もっとも、賢い学生はそれに染まらないと思うが。

今年の東大の入学式だったか卒業式だったか、国旗が掲揚されなかったこともネット上で話題(問題)になった。
私の時の入学式では掲揚されていたと記憶しているが。
国旗が掲揚されなかった理由は、アジアからの留学生に配慮して、だとか。
アホか。聞いて呆れるわ。
東大の教員や職員も戦後世代すなわち戦後民主主義にどっぷりつかった世代が増えてきたということなのだろう。

世の中には「東大」がつくと有り難がる人達がいるわけだが、東大の先生が言ってるから正しいはず、とか、東大出版会の本だからいい本のはずとか、東大入試だから良問のはずとか、東大卒の人が言ってるから正しいはずとか、思っていると、とんでもないことになる。それこそ、健全な批判精神を失っている、「反知性」てきなふるまいである。
学校現場の方々や受験業界の方々にはくれぐれもこういう陥穽にはまらないでほしい。
そろそろ東大を相対化したほうがいい。
今年の国語の入試問題を見て、強くそう思ったのだった。

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東大の終焉 東大を信奉するのはもうやめた方が良い。

以前も書いたが、今年の東大現代文の第一問は酷かった。
何が酷いといって、そもそもあの素材文が酷かった。
ネットを検索してみると、そう感じたのは私だけではなく、現役の東大院生などのツイッターでも、あんな文章を読まされる受験生はかわいそうだという書き込みがあった。

それで、内田樹 反知性主義 で検索してみると、こんなのがあった。

http://cruel.hatenablog.com/entry/2015/10/16/184914

私は、まさにその通りだと思う。

あの第一問を読んでいて、本当に痛いなあ、と思った。
だって、書かれてあることが、まったく知性的でないからだ。
山形氏の言ってることの方が正しい。

私たちが子供だったころ、こんな言い方が流行っていた。

「バカ言うもんがバカじゃ。」

これは真理である。人を馬鹿呼ばわりする人間の方が、バカなのである。

そのまま内田センセイに贈りたい。

反知性言うもんが、反知性なんじゃ、と。

心配なのは、教育現場に与える影響である。

この東大第一問の素材文がクソであることをわかっている教師がどれだけいるだろうか。

そうでなくても、恐るべきことに内田樹は入試頻出なのである。

現場の教師が、内田樹は東大に出た。だから読みなさいということにならないか。

また、東大を目指す優秀な生徒がその影響を受けないか。

あの文章を正しく批判できる教師がどれぐらいいるか。

今年の入試を見る限り、完全に勝負あったと言ってよい。現代文においては京大が完全に勝った。

そして、私は思う。

東大信奉はやめたほうがいい、と。

東大卒の私が言うんだから、これはやっかみでも何でもない。

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2016年5月 1日 (日)

小田和正さんのコンサートチケットが取れない。

今、私は怒り心頭である。
小田さんのチケットが取れないのだ。
ローソンやセブンイレブンでも、一般発売後はすぐに売り切れてしまう。

ところが、だ。

チケット販売サイトでは、一般発売前から入手可能になっているのだ。
しかも、売値は定価よりも高い。
1.5倍から4倍ほどの値段で売り出されている。
入手元が、ファンクラブとなっているからまさに驚きである。
ファンクラブを通じて先行販売されたチケットが、高値でネットに出回っているのである。

いったい、ファンクラブに入っている人は何の為にチケットを買っているのだろうかといぶかしく思う。

とがめられるべきダフ屋行為が、ネット上で堂々と行われているということに、怒りを禁じえない。

かつて、私の地元の市民会館で小田さんのsame moonのツアーが2日連続で行われた。
90年代半ばだった。
その時は、当日券も残っていた。
今ほどネットが発達していなかったからだろう。

今では、プレイガイドではなく、ネットでチケットを買うことが普通になってしまった。
それによって、チケットが入手しやすくなるどころか、ますます入手しにくくなってしまっているではないか。

ネット上のダフ屋行為を放置していても良いのか?
当局は悪質な業者を取り締まるべきではないか。
そして、普通の、市井人がもっと気軽にコンサートを楽しめる環境を整えるべきではないだろうか。

追記:記事中same moonと書いていましたが、FUN MORE TIME!の誤りでした。勘違いしていました。95年のツアーです。

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