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2017年12月31日 (日)

木山捷平短編集

今、木山捷平の短編集を読んでいる。
面白い。
プロット自体は特段ものすごくドラマティックな展開があったりするわけではないが、なぜかすごく面白いのである。
この辺は、昭和初期の作家に共通するものであろう。
この時代の作品には、やはり文体があるのである。
作者の息づかいが聞こえるような。

それに比べると、平成の現代作品は何か薄味で、昭和初期の文学を手料理だとするならば、レトルト食品でも食べているような感じである。

やはりパソコンで書くようになったことが影響しているのだろうか。
私もこれを書きながら思うのだが、紙に直に書くのと、パソコンに入力するのとでは、思考が全く違うような気がするのだ。
パソコンではやたら饒舌になってしまうということもある。

豊穣な文学をじっくり味わいたい。

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