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2018年10月 5日 (金)

覚悟というもの

私は3年間、神戸のK音楽学院に通った。本科2年、研究科1年だった。
その時、同じ学び舎で学んだ人たちが、多く現在プロとして活躍している。
かつては同じ生徒だった人たちがプロとして、ある人は世界を股にかけて活躍しているのを見ると、よくやっているなあと感心する。
私は、バークリーに留学しなかったし、プロにもならなかった。
その差は何だろう。

若さの差(私が入学したのは37歳の年)ということもあるが、やはり一番大きいのは「覚悟」の差だろうと思う。
退路を断って音楽一筋に自分を追い込んでいった人だけが、プロになれるのだと思う。

卒業してからは、プロのようなこと(お金を取るライブなど)もやっていたのだが、結局その道に突き進むことはできなかった。
私には、当時やっていた仕事もあったし、家族や自分の未来のことなどを考えると、結局、音楽一筋の道には行けなかったということなのだ。

そもそも、私が音楽専門学校に入学したのも、その年の2月にパニック障害を発症し、もっと自分のやりたいことをやらなければと思ったこと、一番好きな音楽をやらなければ死んでも死に切れないだろうと思ったこと、音楽をやることによって病気が良くなるだろうと思ったこと、生活環境をガラリと変えることが(転地療養)病気には良いだろうと思ったこと、などがあった。

つまり、専門学校に入学したけれども、それは音楽を職業にしようと思ったからではなくて、自分の健康のためということが大きかったのである。

そういうわけで、当時一緒に生徒として学んだ人たちがプロとして活躍しているようすをFBなどで見たりすると、すごいな、と思うのである。

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