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2019年4月30日 (火)

平成最後に聴いた曲

平成最後に聴いた曲は、キリンジの「双子座グラフィティ」だった。

なぜかこの曲を聴きたくなって、バスの中でウォークマンで聴いていたら、思わず涙があふれてきてしまった。

すべてはこの曲から始まった、といっても過言ではないかもしれない。

この曲と出会ったのは、小・中学校の同級生だったN君と大人になってから再会したときに、N君がこのCDを聴かせてくれたからだった。

その出会いがなかったら、私は甲陽音楽学院に行ってなかったかもしれない。

神戸に行ってなかったら、また、キリンジのファンになっていなかったら、妻と出会うこともなかっただろう。

とすれば、今の家族もあり得ないだろう。今の自分はあり得ないだろう。

・・・・・・というようなことを考えると、まさに人生とは縁の糸によって織りなされたタペストリーであると言える。

その時には、それがどんな意味があるのかわからない。後になってから初めて、ああ、そうだったのか、とわかる。

縁の糸によって織りなされるタペストリーが最終的にどんな模様になっているのか、それは出来上がってからしかわからないようになっている。

人生そのものを歩んでいるときにはわからない。人生を終えて人生を俯瞰したときに初めてわかる、そういう玄妙で摩訶不思議な妙な構造を、我々は生きているのかもしれない。

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