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2019年10月16日 (水)

保江邦夫さんの話

以前買って読んでいた保江邦夫さんの本をまた手に取ってみた。

やはり面白い。

完全調和の神が退屈して、あえて完全調和の世界を壊してみた。そうしてできたのがこの世界である、というようなこと。

でも神はすべて知っているから、全能者の立場からこの世界を見ても面白くない。

だから、こっちの側から見てみたらどうなるかと考えた。

これ、理論物理学者の話なのだが、雲黒斉さんとか、アラン・ワッツさんとか、「さとり」系の言っていることとぴったりと合致する。

すごい話だ。

完全調和の世界が壊れることを、物理学で「自発的対称性の破れ」と呼んだのだと。

実にわかりやすい。

われわれは本当は「それ」なのだが、あえて知らないふりをしている。(かくれんぼ)

そうしてそのゲームを、怖いことや苦しいことも含めて、一つのエンタテインメントとして、楽しんでいるのだ。

だから、なにも恐れる必要はない。

われわれは、本当はすべてを知っている「それ」なのだから。

ところで、我々はよく、人が死んだときに「旅立った」という言い方をするが、あれは逆なのだと思う。

本当は、この世界に旅をしに来ていて、死ぬことは元の世界に戻る、帰るということなのだ。

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