2018年6月29日 (金)

沢田知可子 Together

先日、車の中でFMを聞いていて、流れてきた歌が、沢田知可子の「Together」だった。
メロディーもさることながら、歌詞の素晴らしさに打たれ、思わず涙ぐんだ。
その次に流れてきたのが、「シアワセの種」だった。
どちらの曲も、来たるべき「死」を視野に入れながら、人生を振り返るような内容の歌。
素晴らしいと思った。

ネットで検索すると、この曲の入った「LIFE~シアワセの種~」というアルバムは、人生の終活をテーマにしているという。
終活という言葉自体はあまり好きではないが、人生の終わりというか、誰もが必ず迎えねばならない死ということをテーマに歌うというのは、実に実に素晴らしいと思う。
普段、生活の中からは忌避されがちな「死」「人生の終わり」というテーマ。
それにあえて正面から挑み、藝術という形に昇華させている。
共感したり励まされたり癒やされたりする人は多いのではなかろうか。
私自身、昨年大きな病気を経験して「死」について考えることを余儀なくされただけに、一層心にしみた。

沢田さん、そしてスタッフの皆さん、ありがとう。

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2018年4月27日 (金)

小沢健二『LIFE』

このアルバムの批評をこのブログで書いたことがあったかどうか、忘れてしまった。

毎年この季節になると聴きたくなるアルバムが小沢健二の『LIFE』である。

ツツジの花が美しく咲き、風薫る季節。このアルバムを聴くと、昔、予備校講師をしていた頃の、この季節の情景が脳裏によみがえってくる。あの頃行きつけていた店の、料理の味やにおいまで、よみがえってくる気がするのだ。だから、音楽の力はすごい。

そしてこのアルバム。全曲通して、駄作は無い。通して楽しめるアルバムである。

後になって、このアルバムの曲には元ネタが存在するということを、インターネットで知った。だが、そのことは、このアルバムの価値の有無とはまったく関係が無い。むしろここまで完璧に換骨奪胎できれば天晴れである。誰が何と言おうと、素晴らしいアルバムである。

ある曲はうきうきした気分にさせてくれ、またある曲は昔を思い出して涙を流させてくれ、またある曲は未来に向かって生きる力を与えてくれる。

素直にありがとうと言いたい。

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2018年3月28日 (水)

「残酷な天使のテーゼ」高橋洋子

ドラマチックで、ほんとにいい曲だ。
実は、この曲をちゃんと聴いたのは、息子がこの曲を好きでカラオケで歌うようになってからだった。
カラオケの絵で流されるアニメの映像もいい。
アップテンポだが、実はすごく泣ける曲なんだ。
こんなにいい歌だったとは。
ありがとう。

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2018年3月 2日 (金)

春~spring~

日が長くなり始め、昼間も少し暖かくなり始めるこの季節、聴きたくなる曲が、「春~spring~」である。
この曲を聴いていると、なぜか涙があふれてくる。
ネットで調べると、リリースが1999年とあった。あの頃、自分は何をしていただろう。
佐久間正英によるアレンジも素晴らしいと思う。
ああ、春が来た。

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2018年1月26日 (金)

岡本真夜「smile」

私が昔の彼女と付き合っていた頃に、ヘビロテで聴いていたアルバムが岡本真夜の「smile」。
これを聴くと、あの頃のことが脳裏によみがえってくるので、敢えて聴かずにいたのだが、youtubeで聴いてみるとやっぱりいい。
名曲揃いの、名盤だと思う。
「Alone」は曲もいいが歌詞も女心を絶妙に歌い上げている。泣ける曲だ。
「泣けちゃうほど切ないけど」は、オルガンの使い方がとてもいい。パーカッシブな音、持続音、オルガンの持ち味を存分に引き出している。
「Anniversary」も佳曲。
CMでおなじみだったでおなじみだった「そのままの君でいて」も、曲も歌詞もいい。
約20年前のアルバムだが、いっこうに色あせない魅力を持っている。
20年前、こんな素晴らしいアルバムが出てたんだなあ。

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2017年12月 9日 (土)

All my loving / 恋人 福山雅治

私がまだ東京に住んでいた頃、1994年頃だったろうか、行きつけの焼き肉屋の有線放送で、この2曲がよくかかっていたのを思い出す。

福山雅治の最高傑作は『恋人』だと思う。

All my loving はアップテンポ、『恋人』はバラード。絶妙な組み合わせである。
しかも、どちらもサビがカノン進行という……。

『恋人』は、歌詞もいい。恋人と別れたことのある人なら、必ず共感するはずだ。この曲を聴くと、涙が出る。
どちらの曲も、アレンジも素敵だ。

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2016年3月20日 (日)

オフコース『僕の贈りもの』

このアルバムのことを、このブログに書いていたかどうか、忘れてしまった。
まあ、いい、だぶっても。
春のこの季節になると聴きたくなるアルバムである。
若い頃は、オフコースのアルバムの中でもそれほど好きではなかった。
でも、今はとても気に入っている。
アコースティックなサウンドのアルバム。
「地球は狭くなりました」「水曜日の午後」「でももう花はいらない」など、名曲だと思う。
それ以外にも、「彼のほほえみ」はジャズのスタンダードナンバーの「Time after time」を彷彿とさせる曲だったり、「歩こう」はホーンセクションを従えたスイング調だったりと、四畳半フォーク全盛だった当時の音楽シーンの枠にはまらない、音楽性の幅の広さを感じさせる。
……と書いたが、そんなゴタクはこの際どうでもいいんだ。
なんとなく、春を感じさせる安らぎの音がここにある。
私はこのアルバムを聴くと、ほっとして、心に安らぎを感じるのだ。
それで、十分なのだ。

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2016年1月11日 (月)

CASIOPEA 『MINT JAMS』

この2年ほど、カシオペアの『MINT JAMS』がお気に入りである。

きっかけは、カシオペアがCasiopea 3rdとして再始動したこと。

ライブ会場で買ったのが、このアルバムだった。

カシオペアのアルバムの中でも名盤との誉れ高いアルバムだが、恥ずかしながらリアルタイムにはもちろん今まで聴いていなかった。

聴けば聴くほどいいアルバムだと感じる。

楽曲の良さはもちろんのことだが、ライブでこれだけ完成度の高い演奏をすることのできる技術は本当にすごいと思う。

そういう事も、もしかすると私がジャズというものを一通り学んだから判るようになったのかもしれない。

名曲であり名演である。

文句なしの一枚である。

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2015年9月29日 (火)

潮の香り(オフコース)

私は、二人組のオフコースが好きだった。
小田さんとやっさん(鈴木康博)と、どちらかと言えば小田さんのファンだった。
それでも、今振り返ってみれば、鈴木さんあってのオフコースだったのだと思う。
「せつない」系の楽曲を得意とする小田さんに対して、鈴木さんは洋楽テイストの強い楽曲が多く、循環コードなど、ジャズ的なコードワークが得意だったように思う。

松尾一彦氏が最近インタビューで語ったように、やはり鈴木さんが抜けた穴は大きかったし、楽器演奏の技術や楽曲制作などにおいて、その穴は埋められなかったのだと思う。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/151023

アルバム「JUNKTION」は、そんな鈴木さんの魅力を存分に堪能できるのだが、「潮の香り」も「JUNKTION」に収録された曲のひとつ。

私が中学1年生の夏、この曲をヘビーローテーションで聴いていた。

今になって、コード進行を見てみて、よくこんな難しい曲を書いたなあと思う。

Aメロがkey:Aで始まり、A'が半音上に平行移動してkey:A#になっている。

何気なく聴いていると、AメロとA'とが同じkeyのように思えるのだが、実はさにあらず、しかもAメロとA'メロとの接続がとてもスムーズで全く違和感がない。見事としか言いようがない。

それだけでなく、聴いていると本当に夜の海岸沿いをドライブしているような気持ちになる。

実に、完成された楽曲だと思う。

オフコースと言えば小田さんばかりが注目されがちだが、鈴木さんの曲にも名曲はたくさんあるのだ。

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2014年9月26日 (金)

名曲覚え書き:原田真二 「タイム・トラベル」(’78年)

当時小学生だった私は、FM放送からこの曲をカセットに録音して、繰り返し聴いていた。
ザ・ベストテンなどのテレビにも出演していたから、そこからも録音した。

いわゆる「歌謡曲」とは違う、垢抜けた曲調にとても惹きつけられたことを思い出す。
ストリングスが美しく、メロディアスな前半と、ビートの利いた後半のコントラストも素敵だ。
テレビでは、ピアノを弾きながら歌うスタイルがとてもかっこよかった。

スタジオバージョンではシンバルの逆回転などのSEもふんだんに使われている。
スタジオバージョンではフェイドアウトだが、ライブではエンディングでギターソロなどが入ってきて、
ロックっぽくなるところがとてもかっこよかった。

最近ではこの曲をスピッツがカバーしたとか?
とにかく、いい曲はスタンダードとしていつまでも演奏され続けるのだろう。
原田真二、当時はニューミュージックと言われていたが、J-POPの黎明期に活躍した、
日本のポップス史の歴史に残る人物だと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=PrHAaO1vtsc

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