2009年1月27日 (火)

韓国ドラマ『ぶどう畑のあの男』

京都テレビで毎週火曜日夜に放送されていた韓国ドラマ、
『ぶどう畑のあの男』が今日、最終回を終えた。

私とドラマとの出会いはいつもひょんなことから始まる。
気合いを入れて、さあ、今クールはこれが面白そうだから、
と思って見るのは大抵見続けられない。
この『ぶどう畑のあの男』も、たまたまザッピング中に、
ハッと引き込まれてそのまま毎週見ることになったのだった。
逆に言えば、一瞬で引き込まれてしまう何かがこのドラマに
あったということだろう。

いわゆる韓流ドラマのファンではない。
しかし、このドラマに関して言えば、とても爽やかなドラマだった。
その爽やかさを一層引き立たせていたのが、田舎のぶどう畑の
風景だった。

三角関係、四角関係の男女を描いていながらも、ドロドロしたところが
少しもなく、かえってほほえましい。日本のドラマではこうはならないだろう。
またセリフ回しも素晴らしかった。

中でも名文句と言えるのが、イ・ジヒョンの言った
「先生は雨が降った時に傘を買ってくれる人。
テッキさんは一緒に雨に濡れてくれる人」というものだった。

また、最後の部分のモノローグで、イ・ジヒョンが人生は計画通りにはならない
ということを語ったセリフも素晴らしかった。

日本のドラマがそうではないと一概には言えないが、
韓国のドラマはこのように、人生観を感じさせるものがあるように思う。

韓国のぶどう畑の緑を見ていると、なぜかとてつもなく懐かしい気持ちになるのだった。

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2009年1月 6日 (火)

愛の劇場『ラブレター』

花王愛の劇場『ラブレター』にはまった。
青春期のやるせない思いをとてもよく描き出していると思う。
海司と陸とどちらに感情移入してしまうかといえば、
美波に片思いしている陸の方だと思うが、
自分の性格は、武骨で一本気、短気で女性の気持ちに鈍感な
海司の方に近いのかもしれない。

それはさておき、青春期の美波を演じる山下リオの演技が
表情豊かでとてもよい。これからぐんぐん伸びていく女優になるだろう。
よくぞこのような逸材を起用してくれたものだ。

また、海司、陸を演じる男の子たちも迫真の演技である。
脇を固める俳優たちも素晴らしい。
スタッフの気合いを感じる。

とりあえず売れっ子女優を主役に据えておけばよいと
考えているようなNHKのドラマ制作班の人には
爪の垢でも煎じて飲んでもらいたい気がする。

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期待外れに終わった『だんだん』

NHKの朝ドラ『だんだん』は期待外れだった。
バラエティなどにおけるマナカナは好きなので
期待していたのだが、最初の2週間ほどで
見るのを止めてしまった。

キャストが悪いとかいうのではなく、やはり脚本が
悪いのだろう。

というか、どうして朝ドラって「夢を追いかける女の子」の
話ばっかりなのだろう?
平凡な毎日を、平凡に生きることはとても大切なことである
はずなのに。そして、その平凡な毎日の中から非凡な何かを
学び取ることほど貴重なことはないはずなのに。

舞妓の家に生まれて舞妓を目指すめぐみや
シジミ漁師の家に生まれてシジミ漁師を目指すのぞみ
(逆だったかもしれんが)では、どうしていけないのだろうか。
むしろそういうストーリーこそ、見たかった。

しかもNHKニュースでみずから双子の歌手としてデビューした
2人の姿をネタばらしした時には……興ざめ以外の何ものでもなかった。

なんだか、こういう本を演じさせられるマナカナがかわいそうな気さえする。

特別なことは何もないけれど心温まる話だった『芋たこなんきん』みたいな
朝ドラはもう見られないのだろうか。

もう本気で、受信料をまじめに払うのをやめようかと思っている。

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2008年11月 2日 (日)

テロップの誤字

今日、たまたまテレビを見ていたら、フランク永井さんが亡くなったという
ニュースが流れていた。で、スーパーのテロップの字が、
「低温の魅力 フランク永井さん死去」。
「低温の魅力」って一体何よ?!
ああそうか、フランク永井さんは長い間寝たきりだったから、
低体温だったのか……と思ったが、どう考えても「低音の魅力」の
間違いだろう。

テレビのテロップの誤字、とても多いですね。
バラエティのみならず、ニュースのスーパーでも、ミスがとても多いです。
テレビ局に入るのって難しいらしいし、憧れの就職先らしいですが、
テレビの人間ってあんまり頭が良くないのね、ということが、
テロップ見ているだけでもよくわかります。

くれぐれも、テレビに騙されないようにしたいものです。

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2008年7月 8日 (火)

ドラマ評『白と黒』

このところ、夜のドラマは全っ然見る気がしないのだが、昼のドラマは
とても面白い。特に東海テレビ(フジ・関西系)制作のドラマは見応えがある。

『安宅家の人々』『花衣夢衣』と二作続いての突っ込み満載、ハチャメチャ祭り系の
ドラマだったが、今クールはミステリーの雰囲気もあるドラマに戻った。
系統としては、名作『美しい罠』につながるものだろう。

人と人との思惑が絡み合い、誰が善で誰が悪かわからない、そういう人間模様を
描いた大人のドラマと言えよう。小説を読むような面白さがある。
今後の展開が楽しみである。

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ドラマ評NHK『瞳』

里親・里子という制度が公的に存在するということを知らなかった。
それを啓蒙しているというだけでもこのドラマの存在価値はあるだろう。
月島の長屋の人間関係、里親・里子の周りで起こる人間関係を
描いていて、なかなか面白い。演技面で言うと、子役の森迫永依の
演技は素晴らしく、目を見張るものがある。

惜しむらくは、ヒップホップの学校とダンスシーンがこのドラマに
どういう役割を果たしているのか、よくわからない。
いっそ、ダンス関連の設定をなくしてしまえばスッキリするのに、と思う。

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2008年7月 1日 (火)

全然面白くないNHK大河『篤姫』

NHK大河ドラマ『篤姫』が視聴率20%を超え、好調だそうだ。
率直、「信じられない」。
私も3~4回見てみたが、実に退屈で、全然面白くなく、
これなら見るだけ時間の無駄だ、と思った。
ドラマというのは「つかみ」が大切で、見続けられるドラマは初回放送で
その世界にぐぐっと引き入れられるが、3回見てダメなものはそれ以上
見てもダメだろう。

それに比べると、テレ東や日テレ系の歴史検証番組の方がよほどスリリングで面白い。
なにせ、篤姫は幕末のあの激動の時代に水戸派のスパイとして島津藩から
送り込まれ、将軍家定や大老井伊直弼の暗殺に関与したという説を
あますところなく検証しているのだから。

少なくとも篤姫はそういう人物だったという説があるということだ。
童顔の宮崎あおいにはそういう大役を演じることは無理だろう。
人としての迫力とか、鬼気迫るものが全然ない。
日テレでは高橋かおりが篤姫を演じていたが、そのキャスティングの方が
まだマシだと思った。

宮崎が篤姫役を演じるということは、彼女がまだ「純情きらり」で主役をやっていた
ころか、その直後ぐらいに決まったはずだ。NHKが彼女の人気にあやかって
視聴率を上げようと安直な道を選んだのだろう。

次の大河も長澤まさみが主役をやるそうだ。
大根役者の彼女にいったいどんな演技が出来るのだろう。
実績を無視して役者人気に頼るのはやめてほしい。民放のドラマならともかく、
NHK大河ならなおさらだ。

私は今まで公共放送としてのNHKを信頼し、受信料をまじめに払ってきたが、
ここまで視聴者を馬鹿にするのなら、もう受信料の年間一括払いもやめようかと
思っている。

公共放送の役割は視聴率ではない。
市場原理主義では淘汰されるような真面目な番組を愚直に作り続けることだと思っている。

追記:NHKの『篤姫』が面白くないのは、権謀術数に満ちたスリルとサスペンスあふれる
幕末という時代を、安易なホームドラマに矮小化している点にあると思う。
だいたい、脚本家自身が、ホームドラマのようなものを目指す、と宣言しているのだから。

書いているうちに肝心なことを書くのを忘れてしまっていた。

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2008年6月15日 (日)

「たかじんのそこまで言って委員会」6/15

今日の「たかじんのそこまで言って委員会」(よみうり系)は、
とても見応えのあるものだった。前半に橋下知事が出演、
しかし何と言ってもメインは拉致被害者家族の横田ご夫妻の出演
だった。

我々が肝に銘じておかねばならないのは、あの国は普通の常識の
通用しない国だということだ。さまざまな手練手管を使って、怪情報を
流したり(過日の毎日新聞の誤報)、とにかく色んなことをやってくる。
朝日新聞(「ちょうにち」とも読むわな)の反安倍キャンペーンで、安倍首相を
追い込み、退陣させたこともそうだろうし、反北の再先鋒である西村眞悟氏
が取るに足りないような「事件」によって傷を負った。

我々善良な市民には想像もつかない国(もしくは組織)であるということだ。
見くびってはならない。

そして、国会議員の中にも、日朝国交を正常化しようというような輩もいる。
福田首相は「私の手で拉致問題を解決する」と言ったが、高村外相とともに、
あっちの手のひらの上で踊らされているだけのように見える。

番組を見ていて、凡百の評論家よりもやはり拉致被害の当事者である夫妻は
一番よく、かの国の本質を知っていると思った。

そして、私たち一人一人は、この状況に対して一体何が出来るのだろう?
何をすればよいのだろう?「義を見てせざるは勇無きなり」と古人は言ったが。

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2008年5月18日 (日)

NHK番組の「民放化」を憂う

NHKの番組が最近「民放化」している。
「民放化」とは具体的に言うと、
■番組の質が軟化
■お笑い芸人やタレントなどの多用
などである。

たとえば、深夜の「ケータイ大喜利」などは、他局で見るような芸人を
起用している。また、「解体新ショー」も、企画としては面白いが、
何も芸人にプレゼンさせる必然性を感じないし、内容が薄すぎる。

その上、最近では深夜の番組にテリー伊藤を起用したり、
東京カワイイ何とかという民放と変わらないような番組も放送している。

芸人を起用する問題点というのは、やりとりが民放的なのである。
人の話を最後まで聞かずに途中で遮る。遮って自分の存在をアピールする。
これが、民放的ということだ。
NHKはあくまで正しい日本語、人の話をきちんと聞いてその後で
自分の言いたいことをきちんと話すという手順を大切にしてほしい。

個人的にはポップジャムや爆笑オンバトも要らない。
深夜は精神を落ち着かせてくれる番組を流してほしいのだ。

「民放化」することが「皆様のNHK」ということだと考えているとすれば
大きな間違いである、と言いたい。

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2008年5月 7日 (水)

映画『渋谷区円山町』

毎日放送月曜深夜の映画で『渋谷区円山町』を見た。
見ているうちに話にどんどん引き込まれてしまった。
2話構成で、1話目が榮倉奈々、2話目が仲里依紗が主演。
ラブホテルという場所の持つ温度感が良く表現されているなと
思った。切なくて、ホロリとさせられる映画だった。

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