2007年3月26日 (月)

『新しい歴史教科書』(扶桑社)

最近、歴史がマイブームである。
日本の来し方行く末を考える時に、歴史に学ぶという事は不可欠だ。
というわけで、『新しい歴史教科書』(初版)を再読してみた。

早い話が、とても面白い!
歴史教科書というのはややもすれば事実の羅列になってしまい、
無味乾燥になりがちだが、この教科書は頭にスッと入ってくる。
歴史(history)は物語(story)であるが、
まさにこの教科書は歴史が一つのストーリーとして語られている。

特に、近・現代史が生き生きと語られているのもこの教科書の特徴。
複雑な国際関係の中で、先人がどう考え、どう決断し、その結果が
どうであったのか。それらが実にわかりやすく書かれている。

しかし、2006年度から使用開始という「改訂版」は、初版本に比べると
とてもつまらなくなっていた。さまざまな批判のゆえにその特色を薄めて
しまったのだとしたらとても残念だ。

私としては、ぜひ、高校生のための『日本史』と『世界史』も出版してほしい。
切に願う次第である。

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