ギニアビサウのオランゴ島の風習
「女性からプロポーズを受けた男性は絶対に断れない」という風習のある
アフリカ西部のギニアビサウという国のオランゴ島。
その生活の様子が「世界ウルルン滞在記」で紹介されていた。
上記の風習以上に私が驚いたのは、この島では絶対にしてはならない
自慢話というのがあり、それは何かというと「自分の財産(土地の広さ)の
自慢話」だということだった。
財産を誇ることはねたみの感情を生む。それは、島の平和を乱すことになる。
そういう理由で、この島では財産の自慢話は一切してはならないのだった。
翻って、いわゆる先進国ではどうだろう?
わが国では、少し前に「稼ぐが勝ち」と豪語し、その派手な生活ぶりを
メディアを通じて庶民に見せつけた愚かな成金がいた。
もちろん今でもその追随者はいるだろう。
アメリカなんていう国は、そういうスタイルの兄貴分みたいなもんである。
それに比べ、オランゴ島の人たちの、なんという知恵だろうか。
しかし白人は、そういう知恵ある黒人を人として扱わず、奴隷にして
なぶり殺したのである。ああ、なんということ!
義(ただ)しき者が必ず勝つとは限らず、むしろその逆の方が多い。
そんなこの世の悲しさを嘆かわしく思うのだった。
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