2005年9月19日 (月)

よくわかる郵政民営化

「よくわかる郵政民営化」がわかりやすい。
先日「ミスター円」の榊原英資さんが、「今の郵政民営化法案は
欠陥法案であって、反対するのは当然だ」旨の発言をしておられたが、
福留功男や久保純子らのキャスターは慌ててその発言を遮ろうとしていた。
やはり、TV局の圧力があるに違いないと思った。

産経は、相変わらず郵政民営化推進の論調で、
それはきっといまだに東西のイデオロギー対立時代の
古い思考様式に囚われているからなのだろう。
まず産経の脳みその中身自体を「改革」すべきではないか。

もはや左がどうの、右がどうのという時代では、とっくにない。
東西対立が10年以上前に終わって、日本がアメリカという
システムの中に完全に組み込まれるか、それとも日本という国柄を
守るか、という話になってきているのだ。

自民党の中の、「わが国の伝統や国柄を守る」という考え方の人たちが、
小泉のクーデターによって粛清されたという話なのである。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年8月28日 (日)

NHKスペシャル「ウォータークライシス」

NHKスペシャル「ウォータークライシス」
第1回「狙われる水」を見た。
大変示唆に富んだドキュメント番組であった。

フィリピンでは水道事業が民営化され、
値上がり、コレラの発生、水道会社の倒産など、
様々な問題が起こった。

アメリカでも水道会社が買収され、
最後にはドイツの会社に買収されるという事態になった。
住民は、水道を住民の手に、という運動を展開、住民投票によって
再び自らの手に取り戻した。

そしてイギリスではサッチャー主義によって
水道が民営化され、その会社が様々な事業に手を出したため、
経営の状態が悪くなったという事実が紹介されていた。

まさに、「官から民へ」という小泉改革のなれの果てを見る思いだった。
万一郵政民営化に成功したら、その流れは水道の民営化にまで行き着くだろう。
そうなったときにはすでに遅いのだ。
いったん破壊されたものを元に戻すのには膨大な時間と労力と金銭が
かかる。イギリスやアメリカの例はそれを如実に物語っていた。

注目すべきだったのは、「料金の値上げはしない」という約束が
いとも簡単に反故にされたという事実である。
郵政民営化でも「ユニバーサルサービスは維持する」と約束されている
ようだが、この番組を見ると、それも簡単に反故にされるだろうという
気がした。

小泉が目指しているのはレーガン・サッチャー主義である。
それがどういう弊害を生んだか、われわれはもっと学ぶべきであろう。
公共性の高い分野においては公が管理するということ、
これは鉄則である。

それにしても、さすがにNHKは公共放送だけにいい番組を作ると感じた。

| | コメント (2) | トラックバック (0)